要請番号(JL06023B07)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学技術省
2)配属機関名(日本語)
スリ・ダウラギリ聴覚障害者寄宿高等学校
3)任地( ガンダキ州バグルン郡バグルン市 ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2007 年に設立された公立学校で、バグルン郡内でも特にIT教育に力を入れている。同校の生徒の90%は聴覚障害者であり、各クラスには教師をサポートする手話通訳が配置されている。クラスによっては教師自らが生徒に手話で授業を行う。同校の特色として、職業訓練校と提携して3年間のコンピュータの専門コースを設置している。G9~G10(日本の中学3年~高校1年生に相当)のコンピュータ授業は教師2名とアシスタント教師2名が担当しており、合計52名の生徒が在籍している。一方、G11以降の3年間の専門コースではエンジニア講師 3 名、アシスタント教師1名、手話通訳2名が担当しており、合計86名の生徒が学ぶ。校舎の一部は日本大使館の支援で建設されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、聴覚障害を持つ生徒たちにより質の高いコンピューター教育を提供することで、生徒たちのコンピュータに関する技術や論理的思考力を養い、卒業後の進路先をより多く確保したいとの希望を持っている。そのため配属先では、プログラミング言語等の指導ができ、ソフトウェア開発などについても生徒たちの意欲を高める支援を期待しており、今般、JICA海外協力隊の要請があった。隊員には、可能であればPCの修理やメンテナンス、ホームページ制作などに関する支援、助言も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚教員と協力しながら、以下の活動を行う。
1.G9~G10の生徒を対象に情報通信ネットワークの仕組みなどに関するコンピュータ授業を実施、支援する。
2.G11以降の専門コースにおいては、オブジェクト指向プログラミング(C++、Java等)のスキルと知識について楽しく学べるような授業を実施、支援する。
3.同僚教員の指導力向上に向けた助言、支援を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ室(基礎クラス、中等クラス、エンジニアクラスの3つにデスクトップPC各20台、Windows10)、プリンター、プロジェクター、Wifiなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:コンピューター授業担当教員、アシスタント教員、手話通訳者など(20~30代、男性、女性、10名)
活動対象者:生徒約140名程度
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル2以上(基本情報技術者等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導的な活動のため
[参考情報]:
・プログラミングの指導ができること
・障害者とかかわる活動経験があれば尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)