要請番号(JL06023B14)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学技術省
2)配属機関名(日本語)
スリ・ラムレカ・ベシックスクール
3)任地( ガンダキ州バグルン郡バグルン市 ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、首都カトマンズから西へ180㎞程に位置するバグルン郡バグルン市の公立学校である。創立は1998年で、就学前児童からG8(日本で中校2年生相当)までの生徒が学んでいる。112名程の生徒が在籍、教員は9名の学校で、バグルン郡の中でも障害を持つ子供たちが通学できる学校の一つである。同校の設立には地元コミュニティや国内外のNGOの協力もあったことから、コミュニティとの距離が近い学校である。生徒の大半は貧しい家庭の子供たちで、低カースト(ネパール語ではダリット)出身の子供や漁師(ネパール語ではマジ)の子供たちも多く通学している。同校にはPC12台を有するパソコン室がある。コンピュータ授業は2名の教員が受け持つ。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ネパール政府は公立学校でのコンピュータ教育を推進しているものの、現場では実践的なカリキュラムと有能な教員が不足しているため、理論的な授業ばかりになりがちという課題がある。配属先は生徒たちに質の高いコンピュータ教育を提供し、それを将来に生かして生徒自身の進路やコミュニティに良い影響を与えてほしいと考えている。同校はバグルン地区において、コンピュータ教育や体育、音楽等、課外活動に取り組んでいることでも有名な学校であり、地域のICT教育および課外活動のモデル校としての役割を担うことも視野に入れていることから、今般、JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と協力しながら、青少年の健全育成に寄与するために、以下の活動を行う。
1.同僚教員と協力しながら、4年生から8年生のコンピュータの授業を実施する。特に、Windowsの仕組み、タイピング、Word、Excel, Power Pointなどのオフィスソフトの操作が中心となるが、ボランティアの得意分野に応じて可能な限りプログラミングの基礎やホームページ作成に関する基礎知識の授業を行う。
2.コンピュータの授業以外に空いて時間には、アートやゲーム、体育、音楽、日本語や日本文化などの紹介を含む活動を行い、生徒が楽しく学び、教員も指導を楽しむことができる魅力的な学校づくりに向けた支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ12台(Windows7とWindows10)、プロジェクター2台、プリンター2台、スマートテレビ3台、コピー機、インターネット接続、サッカーボール、バレーボール、バスケットボール、ネット、ドラムなどの楽器、マイク、グラウンドなど
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:校長、男性、50代
配属先同僚:教員カウンターパート:コンピュータ教員2名、男性、30代~40代
活動対象者は、4年生~8先生の生徒であるが、授業時間割、内容などは赴任後に相談しながら決定する。
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が教員のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導的な活動のため
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
[参考情報]:
・初級プログラミングの指導ができる方
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
低学年のコンピュータ授業なので高度なレベルは求められないが、基礎的なプログラミングやICT授業ができるコンピュータの知識が必要です。またスポーツや音楽、ゲームといった課外授業もできる方が求められています。