要請番号(JL06023B17)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦制・総務省
2)配属機関名(日本語)
パンチカール市役所
3)任地( バグマティ州カブレパランチョーク郡パンチカール市 ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ネパールでは連邦制への移行による地方行政体の再編により、市役所が地方政府として機能している。配属先のパンチカール市役所は、総務課、会計課、収税課、都市開発課、社会開発課、環境課、農業課などのセクションから成っており、管轄地域における教育、健康、インフラ開発、徴税、衛生、農業・畜産業、社会的包摂、女性と子供支援等の機能を有する地方自治体である。農業セクションの年間予算は、約2千万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パンチカール市(7 村から構成)はネパールで唯一公式に農業都市として宣言された市である。首都カトマンズから 45km 北東に位置しており、近年の首都の人口増加の加速に伴い、カトマンズへ出荷される野菜の約30%を担うなど、野菜生産地として重要性が高まっている。一方、同市では近年、化学肥料を濫用することにより、土地のpHレベルが正常でなくなり生産能力が落ちている現象がみられ、地域住民への健康被害なども懸念されている。そのため有機栽培や土壌改良の知識を持ったJICA海外協力隊の派遣を希望している。同地域では、現地NGOのラブグリーンネパールが市行政と連携の下、IPM(Integrated Pest Management:総合的病虫害・雑草管理)農法の導入などの協力事業を実施してきており、隊員は同NGOと共に活動を進めていくことになる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚および現地NGOと協力し、土壌改良、地域野菜の生産性向上を目的とする以下の活動を主に実施する。
1.地域の土壌に関する現状の調査、および課題の抽出。
2.減化学肥料の促進やコンポスト技術の紹介等による土壌改良。
3.有機栽培を主とした栽培技術の向上。
4.配属先が行う有機農業普及プログラムに対する支援。
5.農作物の販路開拓につながる取り組み。(農産物のマーケティング、ブランディングはオプショナルな活動として可能であれば取り組む。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
土壌検査室
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:チーフ、男性、40代
同僚:農業オフィサー(4名、男性、女性、20代~50代、経験1~30年)
活動対象者:地域の農業従事者、農民グループ、女性グループなど
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:土壌分析の知識が必要なため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導的な活動のため
[参考情報]:
・土壌改良に関わる実務経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)