2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06023B18)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
C151 農産物加工
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1
配属先の敷地内① 配属先で取れた蜜蝋 配属先の敷地内② 配属先の敷地内② 配属先の敷地内②

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産開発省

2)配属機関名(日本語)

養蜂開発センター

3)任地( バグマティ州ラリトプール郡ゴダワリ市 ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先の上位機関にあたる産業昆虫学開発センター (CIED) は、ミツバチ、キノコ、カイコ関連の作物や商品の開発を目的とした国内唯一の公的機関であり、これらの作物や商品開発の促進、政策指針、規制、技術支援を通じて、農業分野における経済発展に貢献することを目的として設立された。CIEDの下には、2つの農場センター(養蚕開発センター、養蜂開発センター)がある。そこでは生産性の増加と雇用機会の創出により、ハチミツ、キノコ、シルク等の作物と商品の輸入代替と輸出促進を強化すること、および商品化を通じてバリュー チェーン全体の収益向上を目指している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の養蜂開発センターは、養蜂農家を対象に技術指導とハチミツ加工品の製作に関する研修を年間10回程度、提供している。そこでは、養蜂の技術指導や病害コントロール方法などが学べる。同センターの長年の活動によって、ネパールでは養蜂手法に関する知見はだいぶ普及しており、次の段階としてハチミツ産品を利用した加工品の開発及び洗練化がテーマとして挙げられている。配属先では、同分野における経験の豊富な協力隊の支援を得て、ハチミツのみならず、花粉、蜜蝋 、プロポリス、ローヤルゼリー、ハチ毒などを利用した商品開発を進めたいと考えており、今般の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.ハチミツ産品の生産、加工、包装、品質管理等に関するマニュアル (理論的、実践的な内容を含む) 作成を支援する。
2.ハチミツ産品のトレーナーを育成するために必要な設備等の助言を行う。
3.実践的なトレーニングのカリキュラムを準備し、農業担当官/技術者、起業家を対象にトレーニングを実施、支援する。
4.ハチミツ産品のプロトタイプ開発に関する支援、助言を行い、政府助成金等を活用しながら民間起業家の促進に貢献する。
※上記のうち、いくつかを選んで活動できれば良い。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業スペース、トレーニングホール、養蜂設備 (提案されたトレーニングに必要なセットが無い可能性もある)、一般的な実験室 (すべてのハチミツ産品の品質管理には適していない可能性もある)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先上長:センター長、40代、男性
配属先同僚:農業普及員、技官補など、20~40代、男性、女性、4名、経験5~30年
その他、活動対象者として、民間の養蜂農家、起業家など

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望による

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的かつ指導的な活動のため

[汎用経験]:

 ・農林水産業および関連する加工業の知識や経験

[参考情報]:

 ・ハチミツ産品の加工、商品開発の経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動で扱うのは主にセイヨウミツバチ Apis mellifera (アピス・メリフェラ)です。