要請番号(JL06023B25)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学技術省
2)配属機関名(日本語)
スリ・マヘンドラ・グラム高等学校
3)任地( バグマティ州バクタプール郡チャングナラヤン市 ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はカトマンズ盆地内の3郡のうちの一つバクタプールにある公立学校で、地域の就学前児童からG12(日本の高校3年生相当)まで、全体で550名程度が在籍している。同地域にはレンガ作りの工場が多く、季節労働者の子供たちも学んでいる。生徒数は2018年から2022年までの間に倍増した。創立は1958年、合計教員数は約30名である。学校では卒業生の進路開拓の一貫として、職業訓練校と連携しながら各種トレーニングも実施している。年間予算は約2000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の学校では、コロナ禍による生徒の学力の低下が懸念されており、特に低学年(G1~3)の算数の学力向上が課題である。同校は、JICAの教育の質の向上支援プロジェクト対象校であり、教師用ハンドブックの開発、教員研修を活用しながら算数の授業の質の向上を図っている。同プロジェクトが来年度に終了することを見据えて、その後のフォローアップと継続的な小学校低学年児童の算数の基礎学力の向上を目的として、今般、JICA海外協力隊の要請がなされた。隊員は、JICAが推進するグローバルアジェンダの取り組みである「算数学び隊」としてJICAが開発した算数ドリルや算数アプリ(教材)を活用しながら、生徒が楽しく算数を学べるよう学習のモチベーションを向上させ、現地教員の指導力も改善するといった活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚教員と協力しながら、小学校低学年(G1~3)を対象とした算数の授業を実施する。
2.その際、JICAが開発した算数の教材を活用して、生徒が算数を楽しく学べる雰囲気づくり支援する。
3.現地教員に四則演算を中心に算数の指導方法を伝える。また、現地教員の能力向上のためのワークショップを実施、支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務用の机、いす、および算数ラボ(算数教材あり)など
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:校長、男性、40代
カウンターパート:低学年教員、2名、男性、女性、20~30代
活動対象者:指導対象はG1~3の生徒、100名程度。他に同僚教員への支援など。
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望による
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:指導的な活動のため
[参考情報]:
・塾や家庭教師などの指導経験も含めることも可能
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)