【配属機関概要】

3）任地（ ガンダキ州カスキ郡ポカラレクナート ） JICA事務所の所在地（ カトマンズ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 7.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先のネパール山岳協会は1973年に設立され、ネパールの山岳観光、登山スポーツの促進、山岳環境の保護、山岳民の文化遺産の保存と促進を目的とした非営利組織である。ネパールの27の山頂への登山許可を発行することを認可された唯一の機関である。年間予算は約3千5百万円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先はポカラレクナート市にある国際山岳博物館を管理している。同博物館では有名な登山家の遺物コレクションや数々の写真、山岳地帯の動植物、気候変動や地球温暖化が山岳に及ぼす影響に関する展示物などを紹介しているが、照明の適切な管理や展示レイアウトなど、展示物をさらに効果的に紹介することで、来館者により良い印象を与えることができないかと模索している。また展示物紹介にかかるデジタル化やオープンエア・ライブ・ミュージアム(野外博物館)といったコンセプトも取り入れながら、今後さらに多くの観光客を魅了することを期待しているが、専門性を有するスタッフが不足しており、今般、同分野において経験豊富なJICA海外協力隊の要請がなされた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と協力しながら以下の活動を行う。
1.博物館の展示品紹介にかかるデジタル化(例:QRコードによる展示物の関連情報へのアクセス等)に向けたプロジェクト支援、助言。
2.気候変動問題に関する展示を行う劇場の開発支援、助言。
3.館内の照明システムの管理に関する支援、助言。
4.博物館のより良い管理のための総合的な支援、助言。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピューター、プリンター等

4）配属先同僚及び活動対象者

上長:協会代表、男性、40代
配属先同僚:博物館館長、キュレーター、ガイド、PR担当、他、男性、女性、20～40代、7名

【資格条件等】

[参考情報]：

　・自然科学、環境科学に関する知識が必要

　・博物館のデジタル化に関わった業務経験

【地域概況】

【特記事項】