要請番号(JL06024A06)
募集終了



・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦制・総務省
2)配属機関名(日本語)
マディヤプールティミ市役所
3)任地( バグマティ州マディヤプールティミ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のマディヤプールティミ市役所は、カトマンズ盆地を成すカトマンズ、ラリトプール、バクタプール郡の中心に位置する。同市は管轄する地域内の市民への行政サービスの提供、市の年間開発計画やガイドラインの策定・実施・モニタリング・評価を行う行政機関である。ネパールで最も古い陶器製造の村の 1 つである同市には、今でも約 10,000 人の伝統的なカースト制の職業陶芸家が約 2,000 の陶芸工房にて製造に従事する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
伝統的な陶器作りの中心地である同市では、1980年代にドイツ政府の支援で40余りの陶芸工房を中心としたネパール陶芸協同組合が設立され、陶器産業の近代化が進められた。以来、同組合では伝統的な製法からシフトして、主にインドの原料を使用した釉薬等を利用した製品の製造を進めているが、工房の近代化と陶磁器製品の品質向上につれ価格も上昇しており、ネパールにある原料を使ってコストを抑えた商品づくりができないかと模索している。かかる状況下、配属先からは、同組合を活動先として、ネパールにある様々な原料を調査、発掘し、検査から試作づくりへと繋げられる技術と経験を有するJICA海外協力隊の要請があった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先、および活動先の協同組合の同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.陶磁器製作のためのネパール国内で発掘できる原料を調査、検査する。
2.それら原料を使った石器、陶器、磁器などの試作づくりに関する支援、助言を行う。
3.協同組合の同僚に技術的なトレーニングを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
研究室(試験炉、水分計、顕微鏡、オートクレーブ等)、生産現場(フリットキルン、電気炉、パグミル、フィルタープレス、ボールミル、ポットミル、ブレンダー等)、トレーニングホール(ろくろ、絵付けろくろ等)
4)配属先同僚及び活動対象者
活動先同僚:協同組合の代表以下、スタッフ12名、男性、女性、20~50代、経験年数10~43年
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望による。
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:指導的な活動のため。
[参考情報]:
・陶芸分野で研究開発に従事した経験必須。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)