要請番号(JL06024A16)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦制・総務省
2)配属機関名(日本語)
スリ・パルバティ高等学校
3)任地( ガンダキ州カブレパランチョーク郡ベタンチョーク ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、首都カトマンズから南東45kmほど行ったところに位置する公立学校である。同校では地域の就学前児童から12年生(日本の高校3年生相当)まで、全体で700名程度が在籍している。合計教員数は30名。6年生からはネパール語で学ぶクラスと英語で学ぶクラスに分かれる。当校では、ICT教育は6年生から8年生までが必修となっており、1名の教員が基礎的なパソコンの知識を教えている。11年生から12年生までは選択科目でAutoCADを活用しながらCivil Engineeringなどを学ぶ。パソコン室が一部屋あり、40台のデスクトップパソコン、10台のラップトップPCがある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ネパールの公立学校では政府主導でICT教育を促進しているが、スキルと経験を有するICT教員が不足しているのが現状である。特に実践的、発展的な授業を行える教員は少なく、生活や仕事において必要なPCスキルを身に着ける楽しさを知らないまま進学、就職する生徒たちがとても多いことが課題である。そのため、生徒たちが楽しくPC授業を受けられるよう、また教員には実践的な授業が行えるようにという要望があり、JICA海外協力隊の要請がなされた。配属先では1名のPC教員が在籍しているが、教員の知識や経験が限られており、現在は6年生から8年生を対象Windowsのオフィスソフトの使い方を中心とした授業を行っている。高学年への授業が実施できずにいる状況下、隊員にはG9~12(日本の中学3年生から高校3年生相当)の生徒を対象に、より実践的なPCスキル指導にかかる支援が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚教員と協力しながら、9年生から12年生のコンピュータの授業を実施する。特に、プログラミングの基礎(Qbasic、C++)やホームページ作成に関する基礎知識の授業を行う。
2.他学年(G6~8)についても、コンピュータ教育に対する生徒の熱意を高めるような、楽しい授業づくりのための支援、助言を行う。
3.PC教室の運営にかかる支援、助言を行う。
4.オプショナルな活動として、可能な範囲でPCメンテナンスに関する支援、助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学校所有PCデスクトップ40台(Windows 10、MS Office 2010)、ラップトップ10台(Windows 10、MS Office 2010)、各教室にスマートTV
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:校長、男性、40代
カウンターパート:PC教員、1名、男性、30代
活動対象者:指導対象は9年生~12先生の生徒(約250名)であるが、授業時間割、内容などは赴任後に相談しながら決定する。必要に応じて他の学年(G6~8、約150名)のPCクラスもサポートする。
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要となるため
[参考情報]:
・初級プログラミングの指導が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ネパールではPCインストラクターの隊員の場合、ビザ取得の際に呈示できる、ある程度の資格条件が必須となる。最低限の資格(ITパスポートまたはそれに準じる免許・資格等)を所持していることが必要。