要請番号(JL06024A35)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦制・総務省
2)配属機関名(日本語)
ナムナマッチンドラ高等学校
3)任地( バグマティ州ラリトプール郡ラリトプール ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、首都カトマンズ近郊のラリトプール市に位置する一般棟と盲学校棟を持つ公立学校で、就学前児童からG10(日本で高校1年生相当)までの生徒が学んでいる。一般棟には約1000名、盲学校には37名、他肢体不自由な生徒が10名在籍しており、教員は校長を含め29名である。カトマンズ近郊には現在公立の盲学校は2校あり、うち1校の同校は視覚障害を持つ子供たちへの教育の場として大きな役割を果たしている。盲学校棟の生徒たちは学校に併設された寮で生活を共にしながら日々勉学に励んでいる。すべての授業で「インクルーシブ教育」を実践している。2015年の震災では、ラリトプール郡も甚大な被害を受けたが、JICA円借款事業「ネパール国緊急学校復興事業」により校舎の再建・耐震化が行われた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ネパールの体育の授業は教科書を読むだけの授業が中心で、体を動かす実践的授業が極端に少ないことは全国的な課題として現場では認識されている。配属先でも現在体育の授業は保健科目を担当する教員による座学が主であるため、運動やゲームなどによる体育の授業を通じて生徒の体力向上や健康増進につなげたいとの考えからJICA海外協力隊の要請に至った。学校としては、隊員の活動を通して運動の機会の少ない生徒たちがスポーツ(バレーボール、バスケットボール、卓球など)を楽しみながら、生徒の心身の健康や協調性が促進されることを期待している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚教員と協力しながら、体育の授業を実施する。(特にバレーボール、バスケットボール、卓球などの球技指導が期待されている。)
2.体育に対する生徒の熱意を高めるような授業づくりのための助言、支援を行う。
3.生徒の体を動かすことを目的としたイベントやプログラム(運動会、スポーツ大会など)の企画提案、実施支援を行う。
4.体育の必要性などに関するワークショップ等を通じて、教員の指導力向上に貢献する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
バスケットボール、バレーボール、ネット、卓球台など
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:校長、男性、50代
カウンターパート:保健体育教員、2名、男性、女性、20~30代
活動対象者は、G1~10の生徒であるが、授業時間割、内容などは赴任後に相談しながら決定する。
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望による
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:指導的な活動のため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
中学校または高等学校の保健体育の教員免許を保有することが条件である。インクルーシブ教育について自己学習するなど事前準備をすること。インクルーシブ教育に関する研修や授業実践、また特別支援学校での経験があると尚良い。