要請番号(JL06024A38)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
連邦制・総務省
2)配属機関名(日本語)
スリ・サラスワティ高等学校
3)任地( ガンダキ州ゴルカ郡ゴルカ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、町の中心地から程近くにある1972年設立の公立学校。就学前クラスから12年生まで(日本の保育園年長から高校3年生相当)、全体で1035名の生徒が学び、ゴルカで生徒数の最も多い学校の一つである。合計教員数は40名である。同校が位置するゴルカ郡は、2015年4月の大地震で約2000名の死傷者と約7万戸の家屋破壊・破損などの被害を受け、同校も建物の一部が震災による被害を受けた。現在、ネパール政府とアジア開発銀行(ADB)の協力により学校建物の復旧作業が続いている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ネパール政府は公立学校でのコンピュータ教育を推進しているものの、現場では実践的なカリキュラムと有能な教員が不足しているため、理論的な授業ばかりになりがちという課題がある。同校は生徒たちに質の高いコンピュータ教育を提供し、それを将来に生かしてコミュニティーに良い影響を与えてほしいと考えている。学校としては、隊員の活動を通して生徒たちにコンピュータの授業を楽しんでもらい、将来必要とするスキルアップにつながることを期待している。同校は、ゴルカ地区において生徒の多い学校であるため、地域のICT教育のモデル校としての役割を担うことも視野に入れており、今般、同分野における知識と経験のあるJICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚教員と協力しながら、6年生から10年生のコンピュータの授業を実施する。特に、Windowsの仕組み、タイピング、Word、Excel, Power Pointなどのオフィスソフトの操作が中心となる。隊員の得意分野に応じて9年生から12年生まではプログラミング(Qbasic、C++)の基礎やホームページ作成に関する基礎知識の授業を行う。
2.コンピュータ教育に対する生徒の熱意を高めるような授業づくりのための助言、支援を行う。
3.他教科の教員に対しても時間外を利用してパソコンの指導を行う。
4.可能であれば、コンピュータルーム及びコンピュータのメンテナンスを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学校所有PCデスクトップ20台(DELL、HP、Windows 10、MS Office 2010)、ラップトップ20台(DELL、HP、Windows10/11)
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:校長、男性、50代
カウンターパート:コンピュータ教員、2名、男性ー1、女性ー1、いずれも20代
活動対象者は、6年生~12先生の生徒であるが、授業時間割、内容などは赴任後に相談しながら決定する。
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要となるため
[参考情報]:
・基本的なPC操作、プログラミングの指導が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ネパールではPCインストラクターの隊員であっても、ビザ取得の際に呈示できる、ある程度の資格条件が必須となる。最低限の資格(ITパスポートまたはそれに準じる免許・資格等)を所持していることが必要。