2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06024B01)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦・総務省

2)配属機関名(日本語)

スリ・スウェト・バラハ高等学校

3)任地( バグマティ州カブレパランチョーク郡バネパ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、首都カトマンズから東へ30kmほどの所に位置するバネパ市の公立学校で、就学前児童からG12(日本で高校3年生相当)までの生徒約260名が学んでいる。教員は校長を含め30名である。同校の特色として、G11~12の生徒を対象に農業を学ぶコースがあり、農業担当の教員も6名いる。年間予算は約2千2百万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先のある地域は農業の盛んなエリアであり、同校では生徒たちがこの地域に適した現代農業の知識を習得する機会を提供している。しかし農業実習クラスにおいて教員の技術面での不足が課題となっている。また同校を含む周辺の公立学校では農業クラブ活動(FFNプログラム、Future Farmers of Nepal Program、ネパールの未来の農家プログラム)を実施しており、生徒たちは家庭プロジェクト(家庭の農作物を調査)と研究プロジェクト(地域の特産野菜を調査)の2つを柱として植物科学を学んでいる。かかる状況下、農業の授業改善、特に圃場実習における野菜栽培等の指導を改善できるJICA海外協力隊の支援が要請された。隊員には近隣農業高校とのネットワーク構築や農業クラブの活動に関する助言も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚教員と協力しながら、以下の活動を行う。
1.日本の農業教育の手法を取り入れた野菜栽培コースの実習と理論の授業を実施する。
2.農業のクラブ活動(植物科学に関する家庭プロジェクト、研究プロジェクト)の支援、助言を行う。
3.その他、配属先での農業指導に関する全般的な支援、助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

圃場(約50m×50m)、ビニールハウス2棟、植物科学研究室、ハンドトラクター、鍬、鋤、シャベルなどの農具、執務室(机、いす、インターネット、プリンター等)、スマートボードなど

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:農業担当の教員6名、男性、20~40代、経験年数1年~15年

活動対象者:G9~12の生徒、約40名

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(高等学校教諭(農業))
    (日本農業技術検定3級以上)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)農学系 備考:活動上必要なため

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:指導的な活動のため

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

[参考情報]:

 ・大学院卒または卒業見込み(農学系)必須。

 ・農業クラブでの活動経験があると尚良い。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先で栽培している主な野菜は、玉ねぎ、トマト、カリフラワー、キャベツ、キュウリなどである。