要請番号(JL06024B02)
募集終了
5代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産開発省
2)配属機関名(日本語)
ネパール国帰国研修員同窓会
NGO
3)任地( バグマティ州ラリトプール郡レレ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
JICA本邦研修帰国者の同窓会である配属先は、様々な活動を通して日本とネパールの架け橋の役割を果たしている。2008年コミュニティ開発センターを外務省の草の根無償資金で建設後は、当センターを拠点に、地域開発と女性のエンパワメントを目的とした事業を進めている。首都近郊のレレ村をモデル地域とし、これまでに村落開発普及員や日本語教育、経営管理等の協力隊を複数名受入れ、コミュニティのグループ化支援、識字教育、農産物の品質改良、トマトの販路開拓、ビニールハウスやトイレの普及、家計簿のつけ方指導等を実施した。現在活動中の隊員は、地域を農業に強く、美しい街にすることを目標に様々な活動を展開している。年間予算は約800万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先(JAAN)は、現在、日本ネパール協会の支援のもと、ローカルNGOのInstitution for Suitable Actions for Prosperity (ISAP)と連携して、ラリトプール州レレにて農業振興プロジェクト(Agriculture Promotion Project in Nepal, APPIN)の実施に向けた準備、調整をしている。同プロジェクトはNGO活動を取りまとめる社会福祉協議会(SWC)から承認を経て、ドナーおよびSWCとのMOUも締結された。ISAPは配属先のパートナー組織であり、ISAPの役員のほとんどはJAANの執行委員会メンバーである。APPINプロジェクトは、農業開発(野菜の生産とマーケティング)に重点を置いており、レレを中心に活動を進める予定である。かかる状況下、野菜栽培の専門性を有するJICA海外協力隊の支援が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のカウンターパートや地域住民と協力しながら、以下の活動を行う。
1.配属先の支援地域にて、地域住民、農業者グループなどとの会合を開催し、住民視点からのコミュニティニーズや課題を把握・分析して、配属先にフィードバックする。(特に野菜の生産と販売といった農業開発分野に関する機会を特定する。)
2. 農家に日本の野菜品種(ミニトマト、マスクメロンなど)を紹介し、等級付け、包装、ラベル付けなどによる付加価値向上を支援する。
3. 農家や地域住民に農作物(柿やアボカドなど)の生産、包装、ラベル付け、マーケティングについて指導する。
4. 持続可能な野菜の生産と販売のために、農家と販売業者の連携に向けた支援、助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先の執務室、机、いす、および鍬、鋤、シャベルなど一般的な農具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先上長:会長、男性1名、60代、農学博士
配属先同僚:フィ-ルドコーディネータ、女性1名、40代
活動対象者:
農家、協同組合担当者、等 男性・女性 20~60代
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導的な活動のため
[汎用経験]:
・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上
・野菜栽培農業実習180時間以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
野菜生産の他、マーケティングや食品加工の知識もあると良い。