要請番号(JL06025A09)

8代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
国立警察訓練学校
3)任地( バグマティ州カトマンズ郡カトマンズ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ネパール警察は、警備、治安、交通部門含め、多岐にわたる分野にて、国民の安全と秩序維持のための直接的な活動を実施している。全国規模で各開発区警察本部等の地方警察官含め、総員約8万名ほどが従事している。配属先である訓練学校はネパール警察官の能力向上に向けて、様々な分野における全ての訓練を統括する機関である。その中の武術技能向上(柔道・空手道等)、警察官の体力向上並びに護身等において、1970年代以来、複数の海外協力隊が派遣され支援を実施してきた。ネパール警察へは、自動車整備分野の隊員が過去多数派遣されており、現在は交通安全の隊員2名が活動中(2024年8月~)である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ネパール警察では、警察官の体力向上並びに護身等を目的として柔道、空手道等が研修に組み込まれている。海外協力隊としては、これまで8代の柔道隊員が派遣されてきたが、2015~2017年に活動した隊員を最後にしばらくは派遣されていない。配属先は、柔道にぉける警察官の技術の向上、指導者の育成、稽古環境の改善にかかる助言を求めており、今般、海外協力隊が要請された。また、稽古を受ける人材がネパール国内の大会および国際大会において好成績を収められるよう、競技としての活動も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚(柔道コーチ)と協力しながら、以下の活動を行う。
1.警察訓練の一環として柔道の指導。
2.同僚コーチの指導力向上にかかる助言、支援。
3.道場の稽古環境の改善に向けた提案。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道着、畳など。多目的棟等にて指導する。
4)配属先同僚及び活動対象者
訓練学校長 (50代、男性)、担当部長(40代男性)のもと、コーチ(30代、男性・女性3名、うち女性1名は3段)とともに活動する。
指導対象者は、研修に参加する警察官200名ほど(20~50代)
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:(男性) 備考:配属先からの要請による
[学歴]:(大卒) 備考:配属先からの要請による
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:指導的な活動のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)