2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06025A25)

国名
ネパール
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦・総務省

2)配属機関名(日本語)

スリ・ラム・セカンダリースクール

3)任地( バグマティ州カブレパランチョーク郡パンチカール ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都カトマンズから東へ60kmほど進んだカブレパランチョーク郡パンチカールの公立学校である。同校は、少数民族グループ(タマン族、マガル族等)や、現地カーストで低位とされるグループのコミュニティから通ってくる生徒が多く、市街地から少し離れた見晴らしの良い山間に立地している。地域では一番の規模を誇り、PCルームやネパールでは非常に珍しい理科や数学の研究室を有し、様々な体育用具も備え、整った教育環境であり、それら設備を活用できる教員を極力確保し、授業が行われている。生徒数は就学前児童から12年生(日本の高校3年生相当)まで約300名で、学校専属の看護師も配置されている。年間予算は約850万円。米ピースコー・ボランティアを受け入れた実績もある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ネパールでは近年体育が学校カリキュラムとして取り入れられたことにより、体育を担当する教員であっても、身体を動かす実践的授業についての知識や技術を持っておらず、座学授業が中心となっていることが全国的な課題として現場では認識されている。加えて、本校は生徒の多くが少数民族や低カーストといったコミュニティに属し、市街地からも少し離れた地域であることから、首都等の発展してエリアの学校に通う生徒に比べ、学校内外で実践的な経験や体験を習得する機会が限られている。そのため、より実践的な体育を学校のカリキュラムとして実現していくために、今般、体育分野の海外協力隊の要請がなされた。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先教員と協力しながら、以下の活動を行う。
1. 主に4年生から8年生を対象として、発達の段階に応じて身体能力を高める体育授業の企画提案・実施を支援する。
2. 教科書で紹介されるスポーツについて道具を用いた実践的指導を支援する。
3. 隊員の専門性に応じて、周辺地域の学校で共同開催されるスポーツ大会に参加する生徒の指導を行う。
4. 教員の能力向上のための体育教育の指導方法等についての研修会の開催や指導・助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机子、椅子、バレーボール・サッカー・バドミントン・卓球等の道具。

4)配属先同僚及び活動対象者

上長:校長、男性、40代
カウンターパート:体育(座学)教員、2名、男性、30代
同僚職員:教員、16名、男性、女性、20代~50代。その他事務員等、3名

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請による

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:指導的な活動のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

市街地までのアクセスは不便な環境です。コミュニティに馴染んで生活、活動を楽しめる資質が求められます。