2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06618A03)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東部州政府

2)配属機関名(日本語)

東部州バッティカロア市役所

3)任地( バッティカロア県バッティカロア市 ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バッティカロア市に勤務する全職員数は440名で、廃棄物管理を含む保健衛生分野の職員は107名、同部門の年間予算は約485万円(2017年)。同市の廃棄物排出量は約98トン/日(2015年)、そのうち回収可能なのは70トンで、回収作業に従事する人は190人、GPS収集車(Mトラック)が16台稼働しており、市役所内で追跡することが可能となっている。コンポストの生産量は15kg/日(2015年)で、リサイクル率は24%、リサイクル施設はEU(欧州連合)の援助で設置されている。また、2017年9月より初代のJICAボランティアが派遣され、小中学校及び広く市民に対して啓発活動を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

バッティカロア市の最終処分場は許容範囲が限界を迎えつつあり、廃棄物全体の排出量を削減することが急務となっている。一方で、内戦後の経済成長が増加する中で、廃棄物の排出量は減る兆しが見えないまま増える一方である。こうした状況の中、他の地域で環境教育に取り組むJICAボランティアの活動を評価する同自治体よりボランティアの要請があり、初代のボランティアが派遣された。同ボランティアは、同僚と共に現地のゴミ減量を目的に、小中学校及び市民に対して3R(Reuse, Reduce, Recycle)の啓発活動を行うことで高い評価を得ており、同活動を継続するために後任要請がなされる事となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

環境関連プロジェクトアシスタントとして、現地のゴミ減量を目的に、小中学校、及び広く市民に対して3R(Reuse, Reduce, Recycle)の啓発活動を行う。具体的な活動は以下の通り行う。
・住民への廃棄物に対する意識レベルの向上。
・小学校などを訪問し学校の生徒を対象とした若い世代への廃棄物に関する啓発活動。
・各家庭レベルでのコンポストの普及。
・市のコンポスト施設への管理運営指導(助言)、及び生産されたコンポストの販売、有効利用の促進。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務機器(机、いす、プロジェクター・プリンター・コピー機等)

4)配属先同僚及び活動対象者

市役所副助役(男性1名 30代)
保健教育及び公衆衛生管理担当官(女性1名 40代)
ごみ回収に従事する作業員190人(分別法の指導等)
活動対象者は広く市民全般及び小中学生

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準と合わせるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言も含まれるため

[参考情報]:

 ・環境関連活動、教育、企画・運営等の経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~38 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイ、またはアネックス(離れ)になる可能性が高い。本邦語学訓練は英語であるが、実際の活動使用言語はタミル語。赴任後、約2ヶ月のタミル語現地語学訓練を受ける。