要請番号(JL06618A09)
募集終了
3代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
カルムナイ教育事務所
3)任地( アンパーラ県 カルムナイ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 11.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省は特別支援教育推進のため全国の各教育区に特別支援学級の設立を推奨し、障害児への教育機会の提供に取り組んでいる。こうした国の方針を受け、同配属先では地域内の5つの教育区に各1校ずつ特別支援学級を置き、それぞれ5-40名の障害児を受け入れている。特別支援教育担当教員は各学校に0-3名配置されており、加えて「ボランティア教員」なる学習指導補助員が各学校に配置されている。ボランティア教員の給与は月6000ルピー(約5000円)程度で、在籍人数によってNGOから0-3名派遣されている。年間予算は約1000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先が管轄している学校数は63校であり、そのうち特別支援学級を設置している学校は6校。それぞれの学校に特別支援教育担当教員の資格保持者が教員として配置されているが、同6校のうち1校では特別支援教育担当教員の資格を持った常勤講師がいない状況。特別支援教育担当教員がいる学校においても、ボランティア教員複数名と共に教室運営を行っている状況ではあるものの、依然、児童数と比較すると教員数が不足している。ボランティア教員は、NGOの定期的な研修も受けているが、更なる専門性向上が必要であり、正規の教員についても、当国で得られる情報が乏しい状況下、新しい情報や個の障害の程度に応じた教授法、教材づくりのアイデアを継続して提供し、同僚教員やボランティア教員の能力向上を支援するために、本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
地域内にある特別支援学級を巡回しながら以下の業務を行う。
・特別支援学級の運営を支援する。
・同僚教員やボランティア教員に対し、教材等にかかる新しいアイディアを提供する。
・同僚教員やボランティア教員の能力向上を支援する。
※本邦語学訓練では英語を学習する。現地語学訓練にてタミル語を学習し、業務はタミル語を中心に行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
なし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先責任者:男性、大卒、50代、教育事務所長
特別支援教育主事:男性、大卒、30代
特別支援教育正規担当教員:男女、大卒、20-40代、8名
ボランティア教員:女性、20-30代、15名
活動対象者:特別支援学級に通う障害児(知的障害、聴覚障害、肢体不自由)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:地域環境が女性に不向きなため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:学校での活動となるため
[参考情報]:
・特別支援学校又は特別支援学級での実務経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~36℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居はホームステイ、またはアネックス(離れ)になる可能性が高い。実際の活動使用言語はタミル語。赴任後、約2ヶ月のタミル語現地語学訓練を受ける。