要請番号(JL06618A17)
募集終了
3代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育・高速道路省
2)配属機関名(日本語)
視覚・舞台芸術大学
3)任地( コロンボ県コロンボ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
視覚・舞台芸術大学は2005年設立の芸術系大学。要請は同大学視覚芸術学部陶磁器学科から出された。同学科は主に産業界へ陶磁器技術者を輩出している。陶磁器専攻の学生は20名程度。同学科は陶磁器技術者を輩出すると伴に、教員や陶磁器作家の育成にも力を注いでいる。なお、陶磁器学科は専攻学生だけでなく、副専攻学生への陶磁器授業も行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
スリランカは陶磁器生産が盛んな国であるが、個人が高温度で焼く陶磁器を作ることは難しく、比較的低温度で焼くことができる楽焼の普及が期待されている。初代ボランティアは生徒に対して指導を行うとともに、電気窯の修理、セラミックファイバー導入の支援を行い、楽焼の授業環境を整えてきた。セラミックファイバーを導入したことで中・大型の作品づくりが可能になり、道具としての楽焼だけでなく、芸術作品としての楽焼づくりが可能になった。2代目となる前任者は主に陶彫刻や陶磁器デザイン、陶オブジェの指導を行ったり、陶ジュエリーについての紹介を行った。陶磁器学科の楽焼技術を高め、地方の産業振興に貢献すると共に、新しい陶磁器文化の創造を目的としてボランティアの要請があがった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.陶磁器学科生に楽焼の技術を紹介する。
2.陶磁器学科生に対して、楽焼技術、焼成技術の指導をおこなう。
3.陶磁器学科生に対して、現代美術の知識を伝える。
なお、欧米の楽焼のイメージは日本の茶碗を中心とした伝統的楽焼とは異なるため、あまり日本の楽焼にこだわらず柔軟な思考で活動できる人材が求められている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電動ろくろ5台。小型電気窯1台。中型ガス窯1台。粘土等の材料。セラミックファイバー等。
4)配属先同僚及び活動対象者
陶磁器科長ほか、4名のスタッフ。年齢20-50代。博士・修士保持者や20年の講師経験を持つものがいるなどレベルは高い。有田焼等、日本の陶磁器産地を視察した経験のある教員もいる。
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:プロを目指す学生が対象のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)