要請番号(JL06623A03)
募集終了
2代目
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ウバ州政府教育省
2)配属機関名(日本語)
ウバ幼児教育開発局 モデル幼稚園
3)任地( バドゥッラ県バドゥッラ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
幼児教育開発局はウバ州2県の幼児教育を主管する部局で、2014年に設置された。幼稚園の登録、幼稚園教諭への助成金の支給、幼稚園の巡回指導、教員研修、カリキュラム策定等を行っている。現在、1450園の幼稚園、幼稚園教諭2400人、園児約31,000人が登録されている。2015年7月よりモデル幼稚園にて1年間のディプロマ(保育者資格)コースや教員研修を実施しており、毎年約180名が受講している。当局へのJICA海外協力隊の派遣実績は1名だが、スリランカ全土においては複数名の派遣実績を残している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では近年、幼稚園教諭の資格取得の義務化が進んでおり、幼稚園教諭の資格を取るディプロマコースや教員研修による教諭の質の向上が急務となっている。配属先では遊びを通して幼児の発達を促すカリキュラムを推進し、遊びの選択など幼児を主体とした幼児教育を実践できる幼稚園教諭の養成を担っているが、現状は保護者からの読み書き・算数・英語への要望に沿った教師指導型の幼稚園が多く、安全・衛生・遊び・運動を軽視している傾向が強い。そのため、日本で行われている先駆的な指導法の紹介や普及・定着に期待が寄せられ、JICA海外協力隊が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と協力して以下の活動を行う。
1.幼児への直接指導を通して遊びや運動を通した学びなどの指導法を幼稚園教諭と幼児教育担当官へと紹介する。
2.管轄地域内の幼稚園にて巡回指導を行う。
3.ワークショップで基礎的保育技術に関する講習を行う。
4.他地域に派遣されている幼児教育隊員と連携して講習会の開催や教材配布や作成を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
幼稚園施設、幼児用遊具(屋内外)、玩具、オーディオ機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
局長(50代、男性)
幼児教育担当官(20-30代、約40名)
カウンターパート:モデル幼稚園 園長 (50代、女性、教育学修士)
活動対象者:
モデル幼稚園と巡回先の幼稚園教諭と幼児
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
[性別]:(女性) 備考:現地の習慣による
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教諭への助言も含まれるため
[参考情報]:
・保育士(幼児経験あり)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(09~21℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイになる可能性が高い。