要請番号(JL06623B02)
募集終了
5代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
北西部州政府
2)配属機関名(日本語)
北西部州社会福祉局
3)任地( クルネーガラ県クルネーガラ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は社会福祉事業全般を管轄し、障害者、高齢者、女性や子ども、貧困家庭への支援などを行っており、具体的には、州内の障害児者・高齢者を対象とした補助金の給付や車椅子等の補助具の提供、さらに、高齢者施設や障害児者通園施設、職業訓練校の支援を行っている。特に障害児者の療育支援や職業訓練校での自立支援分野においては、1990年代半ばより断続的に、看護師・ソーシャルワーカー、作業療法士、障害児・者支援などの多数のJICA海外協力隊が州内の障害児者通園施設や職業訓練校を順番に巡り、アクティビティを通した学びや、手指の運動、動作法などの指導と定着を図っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
州内には21か所の障害児者通園施設(2歳~18歳)と11校の職業訓練校(16歳~35歳)があり、長い間、巡回指導を行ってきたため、施設での活動の多様化や環境の改善などに一定の成果が見られる。他方、子どもたちの障害は、聴覚・視覚障害、脳性麻痺やダウン症、重度・重複障害、知的障害、自閉症など種類も重症度も多岐にわたるため個々の発達課題にあわせた療育が必要だが、施設の教員や保護者の専門知識は未だ乏しいため、指導者の指導能力の向上が喫緊の課題とされる。また、配属先が障害児者やその家族の収入源確保のための取り組みとして、商品の製作活動を新たに導入したことから、障害者の社会参加への土台作りのための支援が必要とのことで後任要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
障害児者通園施設等を巡回し、療育現場で教員らとともに以下の活動を行う。
1.各通園施設・職業訓練校の状況把握、ニーズ調査。
2.日常生活の自立に向けた療育プログラム(自立活動等)の実施。
3.様々なアクティビティを通して教員や保護者に対して、障害児・者への対応や療育方法を紹介する。
4.地元で入手可能な材料を活用した教材や遊具、玩具などの製作指導。
5.職業訓練施設等において、商品の製作指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
幼児用遊具・玩具、車椅子、座位保持椅子、下肢装具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
課長(40代、女性)
カウンターパート(社会福祉担当官、50代、男性)
活動対象者:
施設の教員 (約50名、20-50代、ほぼ女性)
各施設の障害児・者 数人から40人(2歳~35歳)
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:障害児への直接指導があるため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイになる可能性が高い。
・日によっては、1日1~3時間ぐらいの停電が発生する。