2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06623B03)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
C101 食用作物・稲作栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

全国青年活動評議会(エラミニヤーヤ・センター)

3)任地( ハンバントータ県エラミニヤーヤ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、青年の健全育成を目的に設立された全国青年活動評議会の職業訓練センターの一つであり、全国に54カ所あるセンターでは様々な職業訓練が実施されている。配属先には、農業フィールドアシスタント(普及員育成)コースをはじめ自動車整備、農業機械整備の3コースがあり、また、敷地内農場の開拓整備活動を行っている。配属先職員20名の内、講師数は3名、生徒数は約50名(全寮制)、年間予算は約80万円のみであるが、配属先で育てた米や野菜等を販売し、収益の一部をセンター運営に利用している。隊員派遣実績は、全国青年活動評議会全体で計106名、配属先へは1980年代に家畜飼育と野菜栽培で計4名である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国は、労働人口の27%が農林水産業に従事し、貧困人口の92%は農村部等に居住している。また、経済発展と共に農業従事者は減少傾向で、特に若者層の農業離れは深刻な問題であり、農家の生産性・収益性の向上と農業人材の育成が課題となっている。配属先の農業フィールドアシスタントコースは、農業従事者や普及員育成を目的として、農業に関する基礎知識(国家資格NVQ4)の学習、圃場を利用した栽培実習を行っている。隊員は同コースの農業指導員として、同僚が実施する授業の補助、栽培実習における効果的な栽培方法、肥料や農薬の適切な使用に関する指導を行うことが期待されている。尚、放課後にスポーツやその他の余暇活動で生徒との交流も可能である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚の実施する教室授業の補助を行う。
2.日本の大学等で教えられている農業の新しい技術や知識を同僚や生徒へ共有する。
3.同僚と共に、生徒に対する栽培実習が効果的に行えるよう支援する。
[実習で栽培しているものは、主に水稲、野菜栽培(なす、トマト、唐辛子)、その他では、トウモロコシ栽培、果物栽培(マンゴー、パッション、バナナ)、養鶏を行っているため、配属先の希望する隊員の職種は「食用作物・稲作栽培」もしくは「野菜栽培」です。水稲もしくは野菜栽培の支援が出来れば、全ての作物をカバーする必要はありません。]

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

トラクター、収穫機、耕運機、スプレーマシン、農具一式、実習圃場

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
センター長(50代、男性)、講師3名(20代~50代、男性)
活動対象者: 農業フィールドアシスタントコース 講師1名(29歳男性、農業学位)、生徒数(17歳~25歳) 約20名、男女比は6対4。
コース期間1年(座学と実習6ヵ月、農家でのOJT6か月)

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:配属先希望

[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚の教育水準と合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・農業実習180時間以上

[参考情報]:

 ・農業大学校もしくは大学(農学系)卒必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は、訓練センター敷地内にある教員用住居もしくはホームステイになる可能性が高い。
日によっては、1日1~3時間ぐらいの停電が発生する。