要請番号(JL06623B06)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・児童・社会エンパワーメント省
2)配属機関名(日本語)
アヌラーダプラ県社会福祉局(CBRユニット)
3)任地( アヌラーダプラ県アヌラーダプラ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
受入省庁は、国家プログラムである「地域社会に根ざしたリハビリテーション(CBR:Community Based Rehabilitation)」の推進を通して、全国の障害者の権利擁護と社会参加を支援している。配属先は、社会福祉担当官を中心に郡事務所、学校、病院、NGOと連携して地域の障害者にかかる情報収集や支援を行っている。当地域はCBRの活動が活発であり、2006年から2015年にかけて理学療法士、青少年活動、ソーシャルワーカーなど多数のJICA海外協力隊がサポートを行った。また、配属先は社会福祉事業全般を管轄しているため、高齢者、女性やこども、貧困家庭への支援も行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
県内には特別支援学校1校(主に聴覚・視覚障害児)と複数の特別支援学級、NGOが管轄する障害児者施設(Happy Home)があり、脳性麻痺やダウン症、重度・重複障害、知的障害、自閉症など種類も重症度も多岐にわたる障害を抱える子どもたちがいる。そのため、各自の発達課題にあわせた療育や自立支援、特別支援教育を施す必要があり、JICA海外協力隊には特別支援教育の教員、施設のスタッフ、保護者に向けたそれらの専門知識や指導法の紹介、アクティビティの質の向上に向けたサポートが求められている。また、社会から孤立している多くの障害児者や家族に向けて、社会参加を促すエンパワメント事業への支援にも大きな期待が寄せられている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
特別支援学校や学級、障害児者施設、障害児がいる家庭を巡回し、以下の活動を行う。
1.学校、施設、家族の状況を調査し、配属先へ報告する。
2.障害児者への特別支援教育や療育を通して、教員や施設スタッフ、保護者に向けてその専門知識や指導法を紹介する。
3.社会から孤立している障害児者の家庭を社会福祉担当官とともに訪問し、各地でワークショップを開催するなど、障害児者の社会参加に向けたエンパワメント事業を行う。
4.可能な範囲内で、配属先がサポートする高齢者施設においても同様のアクティビティを紹介する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所:事務用品一式、プリンター、コピー機 / 学校:机、椅子、黒板、教務室、ICTルーム、そろばん、点字機
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
カウンターパート:社会福祉担当官(50代、女性)
開発担当官:3名(40-50代、男性と女性) / 局長(50代、男性)
活動対象者:
特別支援学校や学級などの教員、障害児者(5歳-18歳)と保護者
地域の障害児者(3歳-40代)と保護者
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:障害児者への直接指導があるため
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
[参考情報]:
・CBRの知識があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイになる可能性が高い。
・日によっては、1日1~3時間ぐらいの停電が発生する。
・学校ではシンハラ手話を使用した授業も行われているため、基礎的なシンハラ手話(単語など)を学ぶ必要がある。