要請番号(JL06623B17)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
デニヤヤ教育事務所(体育スポーツ課)
3)任地( マータラ県モラワカ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の教育事務所は学校教育における体育・スポーツの推進、政策策定、教員研修等を実施する教育省本省の一部局であり、同地域の78校を管轄し、そのうち46校が体育・スポーツ活動を実施している。すべての公立学校は共通で6年生から11年生まで(日本の中学、高校)保健体育が必修科目となっており、毎週2日、週80分間の授業が行われている。また、授業時間の前後(午前6時から7時半、午後2時から5時まで)には、様々なスポーツ活動が行われており、主なスポーツとしては、陸上競技、バレーボール、ネットボール、クリケット、エル、カバディ、キャロム、空手、スローボール、ビーチバレーなどがある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の学校体育は教員不足であり、理論や保健科目を学ぶ座学が中心で、身体を動かすことやスポーツを楽しむなどの啓発ができていない状況である。また、任地では過去にスポーツが盛んであった地域でも親が学力を優先するようになり運動への関心が薄れ、肥満、糖尿病などの非感染症疾患で苦しんだり、ゲームや薬物中毒になる子供や大人の増加が問題となってきている。JICA海外協力隊には、体育教員とともに実技指導することでその実践手法を紹介し、教員の実技指導能力の向上を支援することが求められている。また、放課後にバレーボールを指導することで、健全な青少年育成とライフスキルの向上への貢献も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
教育事務所の同僚と共に巡回先を選定し、巡回校の体育教員とともに以下の活動を行う。
1.体育の授業にて、実技の実践手法の提案や助言を行い、教員の実技指導能力の向上を図る。
2.朝の体操・スポーツなどの活動の普及と定着を支援する。
3.放課後にバレーボールの指導を行うことで、生徒のライフスキル(目標達成、チームワーク、集中力等)の向上を支援する。
4.自身の経験をもとに、健康な生活や疾病の予防、食事や栄養などに関しての助言や勉強会を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各学校のグランド(サッカーグラウンドほどの広さ)および各学校が所有しているスポーツ用品。
4)配属先同僚及び活動対象者
教育事務所同僚、関係者
・体育スポーツ課 副課長(男性、40代)
・体育スポーツ課 サービスアドバイザー(男性、50代)
・巡回先校の校長、教員およびスポーツコーチ
活動対象者
・巡回校の生徒(6~11年生)
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)体育 備考:同僚の学歴に準ずるため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員への指導が必要であるため
(競技経験)5年以上 備考:活動で必要なため
[参考情報]:
・中学又は高校での体育教員経験3年必須
・バレーボールの競技経験5年必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイになる可能性が高い。
日によって1~3時間ぐらいの停電が発生する。