要請番号(JL06624A15)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スポーツ・青年省
2)配属機関名(日本語)
国家青年活動評議会 (バタンガラ・トレーニングセンター)
3)任地( ケゴール県バタンガラ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、青少年の健全育成を目的に設立された職業訓練センターであり、全国に系列校が設置されている。配属先には、野菜コースをはじめ、土壌肥料、家畜飼育、自動車整備など5コースがある。生徒数は約150名であり、年間予算は約100万円。また、配属先で育てた野菜等を販売し、収益の一部を学校運営に利用している。これまで、1980年代~90年代初旬にかけて野菜や家畜飼育、自動車整備等のJICA海外協力隊計12名の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
スリランカでは、総人口の約27%が農業活動に従事しているが、経済発展と共に農業従事者は減少傾向にある。特に若者層の農業離れは深刻な問題となっており、農業人材の育成が喫緊の課題となっている。
配属先の野菜栽培コースでは、農業に関する基礎知識(国家資格(Level3))の学習、圃場を利用した農業実習を行っている。本件で派遣されるJICA海外協力隊は同コースの教員として、同僚が実施する授業のサポート、農業実習における効果的な栽培方法(有機野菜栽培含む)に関する指導を行う。また、同コースにおける課題・改善点等を配属先にフィードバックし、授業の質の向上に貢献することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
JICA海外協力隊はセンター長、同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.同僚と共に生徒に対する農業指導(有機栽培含む)を行う。(ジャガイモ、大根、ニンジン、かぼちゃ、豆など根菜 果菜類が主な栽培種目)
2.日常業務を通じて、同僚に対し知識・技術の共有および助言を行う。
3.スリランカにおける農業の知識・方法を学び、課題等を把握し、配属先へフィードバックする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、コピー機、ハンドトラクター、農具一式、実習圃場(約5ha)、教室および講堂(100人収容可)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長(50代、男性)
講師 6名(20代~50代、男性)
活動対象者:
野菜コース生徒数(17歳~25歳) 約50名
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本農業技術検定3級以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚の教育水準と合わせるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:専門的な知識・経験を要するため
[汎用経験]:
・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上
・野菜栽培農業実習180時間以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、訓練センター敷地内にある教員用住居になる可能性が高い。
日によっては、1日1~3時間ぐらいの停電が発生する。