2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06624B07)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

中部州政府

2)配属機関名(日本語)

ハトン教育事務所

3)任地( ヌワラエリヤ県ハトン ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は小・中・高等学校の運営管理や政策策定、教員研修等を担う教育省本省の一部局である。中部州ヌワラエリヤ県には計5つの教育事務所があり、そのうちの一つであるハトン教育事務所は150校の小学校、約18,380名の生徒と900名の小学校教員を管理している。配属先が所管する高原地帯の紅茶農園地域は、スリランカの中でも教育や収入をはじめとした多くの社会指標が全国最低レベルの地域である。また地理的に遠隔地にあるため、商業・行政サービスが不足しており、道路や電気等の整備も進んでおらず、教育インフラも脆弱である。当国の小学校教育隊員は、2024年8月現在1名の隊員が南部州の教員養成大学で活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の初等教育は無償で提供され、就学率も90%と高い水準ではあるが、任地の広大な紅茶農園地域では経済・社会開発が遅れており、低所得の農園労働者の子どもたちの教育支援が喫緊の課題として挙げられている。中でも算数やERA(道徳観や文化等を含む環境関連の科目)、英語の習熟度が低く、JICA海外協力隊には生徒を中心とした実践的で楽しい学び、ICTやアクティブラーニングを取り入れた新たな授業実践手法の提案が求められている。提案により教員の指導能力の向上に貢献し、より充実した授業が生徒たちへ届けられることが期待されている。今回がはじめての派遣であり、地域が広域に亘るためJICA海外協力隊が複数要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

地域内で選択された複数の学校において、同僚と協力して以下の活動を行う。
1.算数やERA、英語の授業において、より実践的で楽しい学び、アクティブラーニングを取り入れた授業実践手法を提案する。
2.低学力児童の支援、教具・教材の効果的な使用法などについて教員へ助言を行う。
3.教員対象のワークショップで講習を行う。
4.学校・教室環境の整備を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

小学校施設(学校によってはスマートボード有り)、机、椅子、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:
教育事務局長( 50代、男性)
指導主事 3名(30-40代)
活動対象者:
巡回先の小学校教員、生徒

5)活動使用言語

タミル語

6)生活使用言語

タミル語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:教師への指導上必要であるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教師への指導上必要であるため

[参考情報]:

 ・初級レベルの英語指導が必要である。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(13~27℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はホームステイになる可能性が高い。・日によっては、1日1~3時間ぐらいの停電が発生する。
・活動・生活使用言語はタミル語であるが、地方行政官等は英語でコミュニケーション可能。