要請番号(JL06624B10)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ジャフナ教員養成大学
3)任地( ジャフナ県ジャフナ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 10.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は全寮制の3年制教員養成大学であり、現在約315名の教員志望の学生が在籍している。教員養成課程は体育、小学校教育、算数理科教育、ICT、特別支援教育、英語、ダンス、音楽の8つのコースが設置されており、3年次には1年間の教育実習が行われる。体育コースでは、現在1名の講師が30名の学生に対して4つの主専攻(陸上、バレーボール、サッカー、ネットボール)と5つの副専攻(バドミントン、卓球、体操、クリケット、カバディ)を教えている。陸上は必修科目(競技)であり、これらに加えて、全コースの共通科目である教育心理学などの教職科目を取得した者にディプロマを発行している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の学校体育は理論や保健科目を学ぶ座学が中心であり、その影響をうけて、運動やスポーツに興味関心のない子どもたちの増加が課題とされている。近年はその傾向が増々高まり、政府は子どもたちの身体能力の低下を危惧している。これまでに派遣してきたJICA海外協力隊は学校などで体力増進運動やスポーツ競技の指導等の支援を行ってきた。本件は、学校体育の中でも実技指導の充実化と普及を目的として要請された。そのため、同僚講師とともに体育教員を目指す学生を対象に体育実技の実践手法を紹介し、その指導能力の向上を支援することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
主に体育コースに在籍する学生を対象に、同僚講師とともに以下の活動を行う。
1.スポーツ、体育実技の実践手法の紹介と指導を行う。
2.同僚教員が担当する体育授業(座学)をサポートし、教授方法について助言する。
3.教員養成校周辺の学校で行われる教育実習にて指導や助言を行う。
4.学校体育の実技指導の普及と定着を目指したワークショップを現職教員に向けて開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学校施設(400メートルトラック、図書館、ICTルーム)、運動用具、電子ボード、事務用品一式、教師用指導書及び児童用教科書
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学校長 50代男性
体育課程教員 1名(大卒、40代)、その他教員45名
活動対象者:
体育課程学生 30名と全コースの学生315名
5)活動使用言語
タミル語
6)生活使用言語
タミル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:(女性) 備考:学生の多くが女性であるため
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚教師の学歴に準ずるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導に必要な為
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は構内の大学教員用宿舎、または近隣の住宅(ホームステイの可能性有り)の予定。
・日によっては、1日1~3時間ぐらいの停電が発生する。
・大学HP