2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06624B13)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ナッフィールド聾および盲学校

3)任地( ジャフナ県ジャフナ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 10.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1956年に設立された教育省が監督する全寮制の特別支援学校で、教員24名、教員補助(ボランティア)3名、生徒数は計143名の内、聴覚障害者136名、視覚障害者7名が在籍している。各教科の授業は教育省のカリキュラムと教科書に沿って1年生から11年生に対して提供されているが、11年生時に実施される進学試験に合格し、生徒たちが高校へ進むことは非常に困難な状況である。そのため、課外活動として農業やガーデニングスキルの向上、ホスピタリティ精神の育成を目指したトレーニングを日常的に行い、生徒たちの自立性や職業観を育成することで彼らの社会参加の促進や就労支援を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校全ての教員が10年以上の特別支援教育の経験をもっているが、教授方法や特別支援に関する考え方を更新する機会が少ないことが課題であり、また、保護者は障害のある子どもの育て方や教育についての知識が不十分であり、ネガティブな感情を抱いていることが多い。JICA海外協力隊には、アート、日本文化紹介(おもてなしの心を含む)、西洋音楽やダンス、学校菜園、ガーデニングなどを通じた創造的思考能力の育成を目指した情操教育や職業教育の提案や展開が求められている。隊員自身が日本で経験してきた手法や配属先教員の持っていないスキルを取り入れた活動が行われることで、生徒ひとりひとりの可能性を広げることに大きな期待が寄せられている。


2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

校長や同僚教員と相談の上、以下の活動を行う。
1.アート、日本文化紹介、西洋音楽やダンスなどの情操教育を実践する。
2.職業訓練(学校菜園、ガーデニング)を支援する。
3.同僚教員や生徒の保護者に対して、障害に関する理解を深めるための勉強会を開催する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、インターネット、机、椅子、コピー機、プリンター、点字プリンター、パソコン教室、図書館、グラウンド、バレーボールコート

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長 70代女性
同僚教員24名 (特別支援経験10年以上)
活動対象者:
生徒143名(6歳~21歳:聴覚障害者136名/ 視覚障害者7名)

5)活動使用言語

タミル語

6)生活使用言語

タミル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:教師への指導上必要であるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:学校での活動となるため

[汎用経験]:

 ・特別支援学級での活動経験

 ・障害者を対象とした活動経験

[参考情報]:

 ・聴覚、視覚障害児への指導経験があれば尚良

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイになる可能性が高い。日によっては、1日1~3時間ぐらいの停電が発生する。
現地での活動ではスリランカ手話の習得が求められる。
学校HP