要請番号(JL06625A25)



2代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・高等教育・職業教育省
2)配属機関名(日本語)
ウバ教員養成大学
3)任地( バドゥッラ県バンダラウェラ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、体育教員養成校として設立された、当国初の歴史ある全寮制の3年制教員養成大学であり、約100名の教員志望の学生が在籍している。現在は、小学校教育コース(約150名在籍)も教員養成課程として設置されており、3年次には1年間の教育実習が行われる。体育コースでは、現在5名の講師が学生に対して4つの主専攻(陸上、バレーボール、サッカー、ネットボール)と5つの副専攻(バドミントン、卓球、体操、クリケット、ホッケー)、さらに、体育理論、保健、スポーツ史、生体力学などの教科指導を行っている。各コースでの学びに加え、共通科目である教職科目を取得した学生にディプロマを授与している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の学校体育は理論や保健科目を学ぶ座学が中心であり、その影響をうけて、運動やスポーツに興味関心の低い子どもたちの増加が課題とされている。近年はその傾向が増々高まり、政府は子どもたちの身体能力の低下を危惧している。これまでに派遣してきたJICA海外協力隊は学校などで体力増進運動やスポーツ競技の指導等の支援を行ってきた。本件は、学校体育の実技指導の充実化と普及を目的として要請され、同僚講師とともに体育教員を目指す学生を対象に体育実技の実践手法を紹介し、その指導能力の向上を支援することが求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
主に体育コースに在籍する学生を対象に、同僚講師とともに以下の活動を行う。
1.スポーツ、体育実技の実践手法の紹介と指導を行う。
2.同僚教員が担当する体育授業(座学)をサポートし、指導方法について助言する。
3.教員養成校周辺の学校で行われる教育実習にて指導や助言を行う。
4.教員養成校内外で行われるスポーツ大会などの運営サポートを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学校施設(400メートルトラック、ジム、ICTルーム)、運動用具、電子ボード、事務用品一式
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
カウンターパート:体育コース 主任教員(男性、50代、修士)
体育コース教員 4 名 (男性 3名、女性 1 名/大学-院卒、30-50代、実務経験10-25年)
活動対象者:
学生250名(20代)
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への助言が必要な為
[参考情報]:
・陸上競技の競技経験があると良い、もしくは
・バレーボールの競技経験があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイになる可能性が高い。
・JICA海外協力隊の世界日記
・配属先の教員養成大学