2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10618A01)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

セント・ジャイルズ病院

3)任地( スバ ) JICA事務所の所在地( スバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当国で唯一の精神科専門病院として、精神疾患、精神障害等のある患者の治療を実施している。当国にある他の3つの国立総合病院にはメンタルヘルスユニットがあり、比較的軽症の精神疾患・障害患者のケアを行っているが、重症患者は当病院に移送される。入院患者用ベッド数は88床、平均して80人ほどの患者が常に入院している。年間予算は約29千万円。
市内に精神障害・疾患者が通所する施設(CROP:Community Recovery Outreach Programme)があり、配属先の入院施設退所者や通院者が通っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は当国唯一の精神科専門病院として、他の3つの国立総合病院に定期的に精神科専門医の派遣を行い、重症患者等の配属先での受入を実施している。配属先含め、他の国立病院にも入院患者のための日常的なプログラムがなく、病院によってはテレビやビデオ等の娯楽設備もない。そのため、患者は入院し投薬治療を受けるのみで、日常生活のリズムを整えたり、ストレス耐性をつけたりといった再発予防・防止のための治療が実施されていない状態である。また、当国には精神科専門医師が3名いるが、看護師のレベルでは精神科に特化した訓練を受けたものはおらず、ほとんどの看護師が精神疾患・障害についての知識が少ないため、患者に対し適切な対応が実施されていない。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

精神科医師、同僚看護師と共に、以下の業務を行う。
・入院患者に対し、心理的回復につながる支援を行う。
・入院患者に対し適切な作業療法プログラムを策定する。
・策定された作業療法プログラムを実施するために技術スタッフ2名への指導を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業療法部屋、TV、ラジオ、台所設備

4)配属先同僚及び活動対象者

精神科医師3名(うち1名はスーパーバイザー)
看護師148人(看護実習生も含む)、事務職員(公務員)39人、その他助手8人
入院患者80名(成人、主な疾患:精神疾患(鬱、統合失調症、脳疾患等))
通院者多数
CROP通所者15-30名
CROPスタッフ3名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:モデルケース作成のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。
英語レベルC以上もしくはBレベル程度が望ましい。