要請番号(JL10618A05)
募集終了
2代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・児童・貧困削減省
2)配属機関名(日本語)
女性局中部地域事務所
3)任地( ナウソリ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.8 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
女性局では、女性の所得向上支援やドメスティックバイオレンス・貧困からの保護、職業訓練を行い、女性の自立支援、地位向上に取り組んでいる。2009年には女性の所得創出プロジェクトを開始し、各村の女性グループによる所得向上の取り組みに対する助言や、外部講師による技術研修などを実施し、その運営をサポートしている。中部地域事務所はフィジーの中部地域を担当しており、地域内の他の2つの支所に各1名のスタッフを配置し、同地域の中心事務所となっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
中部地域では、女性グループの所得創出プロジェクトとして、54のコミュニティで手工芸、食品加工、フラワービジネス、ココナッツオイルなどの製造、販売などを行っている。
女性たちは初等・中等教育を受けたものの、組織運営や収益向上についての知識やスキルはほとんどなく、女性局の支援を受けながら運営を行っているが、マーケティング、商品開発のアイディア、ビジネスマネージメントなど、幅広い範囲での更なる支援を必要としている。また、女性局のスタッフも新たな視点でのアイディアや、モニタリングと評価の効果的な手法など、プロジェクト運営に関わる知識の向上を期待しており、前任者に引き続きボランティアの派遣要請に至った。
ラウトカ市にある女性局西部地域事務所では、コミュニティ開発の青年海外協力隊(JV)1名(2016-3)が同様の活動に取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフの一員として同僚と協働で、以下の活動を行う。
1. 女性グループが活動している村を巡回し、彼女たちの生活状況、経済状況、社会文化的背景を調査して把握する。
2.女性グループのプロジェクトの実施、運営のための支援を行う。
3. 商品の改善、生産性の向上、販路拡大など、モニタリングしつつ、女性グループの所得向上に向けたビジネスの改善提 案などの助言を行う
4. 女性局のスタッフとの協働を通じて、ビジネススキルや運営方法の改善のための知識を伝える
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務機器(プリンター等)、村を訪問する際には配属先の車を利用
4)配属先同僚及び活動対象者
女性問題担当官:
統括者 1名(女性、30代)、副統括者 1名(女性、30代)
職員 3名(女性、30代、内2名は管轄する支所に駐在) ※一部の職員は日本での研修経験あり
事務員1名(女性、20台)、臨時職員 2名(女性、20代)
運転手(1名、男性、40代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・商品開発、販促、マーケティング等の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。
英語レベルC以上もしくはBレベル程度が望ましい。