要請番号(JL10618A13)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・遺産・芸術・公文書館省
2)配属機関名(日本語)
フィジー技術専門学校 バヌアレブアリア校
3)任地( ランバサ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2014年9月の総選挙後の新内閣の教育改革により、地域に点在している高校の職業訓練課程を統廃合し、フィジー技術専門学校が設立され、2016年には全11校が開校した。対象生徒は中学レベル卒業以上、学校での課程終了後、企業での実習を行うカリキュラムとなっている。同校は、従来より職業訓練校として開校しており、現在は、自動車整備コース以外に、家庭科、木工、野菜などがあり、全校生徒は約200名、自動車整備コースの教師は5名。
2016年度の予算は技術専門学校11校で10億8千万円。職業訓練校時代に、JV(平成16年度2次隊、18年度短期、19年度3次隊、22年度3次隊 自動車整備)の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジーで使用されている車の多くは日本からの中古車である。製造後20年を超えた車両が使用される一方、数年前から輸入は製造後5年以内、もしくは排ガス規制(Euro4基準)をクリアした中古の車両のみとなり、特にここ1年は免税措置もあり、ハイブリット車の輸入、登録台数が急増している。そのような中で、フィジーでは新型車両の故障診断、修理技術に対応できる技術者の育成が課題となっている。
同校では、職業訓練校当時の教育の下地があるが、カリキュラムが改訂されたこともあり、更に新しい整備技術の習得を図るべく、ボランティアの要請に至った。特に同校は、板金・塗装コースにおいての指導を求めている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教師とともに、以下の業務を行う。
1.生徒に対し、実習を中心とした自動車整備、特に板金・塗装の指導。また、それ以外にも故障診断・修理に関しての知識を伝える。
2.カリキュラム、教材の整備に対する助言が期待される。
3.実習を通じて、同僚教師の技能の向上を図る。特に、最新の自動車整備技術についての知識が期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
手工具一式、Gスキャン(日本車用のコネクター(韓国製)あり)、実習車(トヨタ、スズキ)2台、ペインティングブース(建設中)、ペインティングスプレー等(新規購入予定)、エンジン部品等
4)配属先同僚及び活動対象者
自動車整備教員5名の内
板金・塗装 男性30代1名 経験15年(教師経験は半年)
電気系 女性20代1名 経験6年
機械系 男性20-30代3名 経験4年から14年
校長を含め10名のスタッフの内、自動車整備教員3名
全て男性、20代から30代、経験5年から10年
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実習での指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。生活使用言語は現地語(フィジー語、ヒンディー語)を使用し、赴任後の現地語学訓練にて学習する。