2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10619B01)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス

2)配属機関名(日本語)

シンガトカ病院

3)任地( シンガトカ町 ) JICA事務所の所在地( スバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のシンガトカ病院は、内科、理学療法科、小児科、産婦人科、眼科、歯科、栄養科(栄養科、厨房)を有しており、病床数74床で、シンガトカで一番大きな公立病院としてナンドロンガ・ナボサ地区内5か所へのヘルスセンターも管轄し、地域住民への医療サービスを提供している。病院の職員総数は約150名。日本の援助としては、看護師、理学療法士隊員の派遣実績や、草の根無償資金協力事業による救急車や医療廃棄物の処分施設などの実績がある。なお、海外からの援助としては、オーストラリアによる資金援助や米国平和部隊による協力実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

大洋州諸国では、主に生活習慣病を対象とした非感染症疾患(NCDs)対策に取り組んでいる、フィジーでも生活習慣病が深刻な問題となっており、JICAは2015年から「生活習慣病予防対策プロジェクト」により生活習慣病に関する政策支援等を実施している。現場では食生活の改善や運動促進などのプロモーションに取り組んでいるが、依然コミュニティや学校など、地域への浸透が十分に行われていない。2014年から派遣しはじめた栄養士隊員は、現在では3代目の隊員が活動しており、主にNCDsを中心とした患者への栄養指導、給食管理、ヘルスセンターでの母子栄養指導、地域での啓発活動の支援を行っている。NCDs対策は息の長い取り組みが必要であり、政策レベルで支援しているJICAのプロジェクトとのゆるやかな連携のもと現場での支援としてJICA海外協力隊への期待は高いことから、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の栄養士の一員として、同僚栄養士や調理員とともに、以下の活動を行う。
1.小学校での栄養教育活動を支援する。児童の食事の実態を把握し教員や親も含めた栄養教育を推進する。
2.地域住民に対して、高血圧、糖尿病など生活習慣病予防のための食生活改善や運動促進の啓発活動を行う。
3.NCDs患者を含む外来及び入院患者に対して、食生活や栄養摂取に関する正しい知識を指導する。
4.栄養士のデータ管理・分析能力向上への支援を行う。
5.NCDsのプロモーション活動やイベント開催のサポートを行う。
6.他の栄養士隊員と情報共有を行い、効果的なNCDs対策に向けて協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

血圧計、身長計、コレステロール・ヘモグロビン簡易測定器他計測機器、啓発資料、コンピュータ、一般的な事務機器、

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 管理栄養士/病院(女性、大卒、30代)
管理栄養士/保健所(女性、20代)
調理師2名(40代、20代)

活動対象者: 小学校児童生徒、教師、PTA、地域住民、病院スタッフ

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)
    (栄養管理士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚栄養士への指導のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に、同性のJVと2人もしくは3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。