要請番号(JL10619B07)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
医薬品供給センター
3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2004年に日本の無償資金協力で建設された本センターは、フィジー国内及び近隣国における薬剤・医薬品の流通・管理を担っている。主な事業内容は、フィジー政府管轄下にある保健施設及び近隣国への薬剤・医薬品の供給、在庫管理、運搬のほか、抗生物質耐性使用にかかるモニタリング、公的・私的施設における薬剤管理・取扱いにかかるフレームワークの整備などである。他、日本の支援として、2017年から初代JVが派遣され現在活動中である。海外の支援としては、韓国による協力実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジーをはじめとする大洋州島嶼国では医薬品や医療消耗品の調達において、人口規模や離島という地理的条件、輸送手段の不備などのために割高な調達を強いられ、供給の安定性にも不安を抱えていた。既存の医薬品倉庫は老朽化し、劣悪な保管環境となっていたため、2004年に無償資金協力で、本センターの建設と関連機材の整備を実施した。本センターでは、フィジー国内および周辺の大洋州島嶼国で使用する医薬品や医療消耗品の管理を目的としている。また、JICAの「5S-KAIZEN-TQMによる保健サービスの質の向上プロジェクト」ではパイロット部署として、本センターの5S委員会との連携が実施されており、現在活動中のJVが倉庫内の5Sカイゼン活動支援を実施している。5Sカイゼンの活動運営の実施体制強化と持続性への継続した支援により在庫管理、医薬品の適切な管理体制の改善が期待されて本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚スタッフと協働で、次の活動を行う。
1.医療品センター内の適切な在庫管理システムの支援を行う。
2.配属先スタッフに適切な医薬品管理、在庫管理を目的とした5Sカイゼン指導を行う。
3.供給システムの改善に向けた助言を行う。
4.5Sカイゼン委員会の活動運営の実施体制強化と持続性への支援を行う。
5センターが計画している2018年から2023年の医薬品供給戦略の開発への協力を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、コピー機、他一般執務用具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 物流管理スタッフ(20代~30代)、5Sカイゼン委員会メンバー(30代~50代)
活動対象者: 物流管理スタッフ、技術者等80名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:5Sカイゼンの指導のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に、同性のJVと2人もしくは3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。