要請番号(JL10619B08)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・遺産・芸術省
2)配属機関名(日本語)
カリキュラム開発局(音楽・図工・体育)
3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるフィジー国教育省カリキュラム開発局は、幼稚部から13年生(日本の高校3年生に相当)までのカリキュラムデザイン、評価、教科書、教師用指導書等の編集、統一テストの作成と実施等を行っている。また、教員向けのワークショップ開催など、教育における包括的な運営と管理を行っている機関である。同局内にはPEMAC(体育・音楽・図工)の部署を置くほか、各教科の小学校・中学校の担当官が配置されている。また、現在教育省支部にあたる5つの教育事務所に3名、本配属先に2名(体育および編集)のJV、教員養成大学に1名(図工)のSVが派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では、初等教育における情操教育(PEMAC)として体育・音楽・図画工作(総称してPEMACと言われている)の3科目の指導が2011年より義務付けられたが、①教員自身が同科目を学んだ経験がなく指導方法がわからない、②統一テストが実施される科目指導が優先され、テストが実施されないPEMAC教科は後回しにされる、③シラバス、教科書、指導要領等が試行版である、などの課題がある。JICAは過去数年にわたり、各地の小学校に同教科の支援に隊員を派遣してきたが、現在は教育事務所および教育省傘下のカリキュラム開発局(CDU)、教員養成校等への派遣に切り替え、包括的かつ効果的なPEMAC科目の普及と指導力の向上への支援を行っている。音楽、図画工作の教科書は2015年より試行版が配布されており、こららの改善や教材の開発、さらなるPEMACカリキュラムの学校現場の普及と強化のため今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚スタッフと協働で、音楽科において、以下の活動を行う。
1.小学校1年生から8年生を対象とした音楽の教科カリキュラムの改善、指導ガイドの改訂への助言を行う。
2.学校の現場視察を行い、現状の把握を行うとともに、現地の現職教員を対象としたカリキュラムの運用指導や指導技術向上のためのワークショップ等の企画・実施への支援を行う。
3.他の小学校教育隊員と情報共有を行い、効果的な情操教育の改善に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、コピー機、他一般執務用具、ファックス、電話、
教科シラバス、教科書、教師用ガイド等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
CDU小学校音楽担当官(男性、20代)、中学校図工担当官(男性、40代)、CDU局長(男性、30代)
活動対象者:
CDUスタッフ、小学校教師、児童生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(音楽))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:現職教員への指導助言のため
[参考情報]:
・教員への指導経験があれば望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に、同性のJVと2人もしくは3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。