要請番号(JL10619B11)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・子供・貧困削減省
2)配属機関名(日本語)
女性局東部地域事務所
3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フィジー国では、女性の社会進出と男女平等参画社会の実現にむけ、女性活動計画 (2010-2019)を指針として、女性局が中心となって女性グループへの職業訓練や啓蒙活動を行い、雇用創出、所得向上、家庭内暴力根絶などに取り組んでいる。女性局の年間予算は、3.3百万USD。JICAでは、2014年度より西部事務所、2016年度から中部事務所へ隊員を派遣し、西部事務所では隊員(2018年度4次隊)が現在も活動している。配属先は、首都スバにあるフィジー東部地域の中心事務所であるが隊員派遣は初めてとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、女性グループを対象に所得向上支援、職業訓練、男女共同参画、家庭内暴力からの保護など多岐にわたるプロジェクトを実施している。グループの女性たちは、女性局の支援を受けて商品の開発・生産、販路の開拓、財務管理など収益の向上や組織運営の知識やスキルのアップに取り組んでいる。他方で女性局は、新たな視点でのモノづくりや品質管理などで商品の付加価値を高めたり、販路の拡大を図るためのアイデアや知識を外部から取り入れることが必要と考えJICA海外協力隊の派遣を要請した。特に手工芸製品の多様化と高付加価値化に力を入れたいと考えている。その他隊員にはプロジェクトで蓄積したデータ(エクセルシートで管理)の維持管理や各種レポートを通して女性局スタッフの能力向上への支援も期待している。配属先への隊員派遣は初めてであるが、近隣のナウソリ町では、2018年度まで隊員が活動していた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のスタッフの一員として同僚と協働して、以下の活動を行う。
1.活動対象となる女性グループ各家の家族構成、生活環境、収入状況などをフィールド調査し、把握する。
2.女性グループ、女性局スタッフと協働し、女性グループが生産する商品の企画、生産、品質管理、販売に対して助言を行う。特に手工芸製品の品揃えの工夫と高付加価値化に取り組む。
3.配属先が進めている女性グループの所得向上プロジェクトやプログラムの運営状況を分析し、今後の意思決定や方針決定に資するレポートを作成し、配属先の能力向上をサポートする。
4.配属先が実施している各種プロジェクトのデータ管理・更新作業を実施する。場合によっては、作業の改善に取り組む。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的なオフィーススペース
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:女性スタッフ7名(経験年数1-5年: 20代-30代)
活動対象者:女性グループ、女性スタッフ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:配属先からの要望
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・商品開発、販促やマーケティングの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に、同性のJVと2人もしくは3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。