要請番号(JL10619B15)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
北部保健局
3)任地( ランバサ ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フィジー保健局は、中東部保健局、西部保健局、北部保健局の3つの地域支部に分かれており、配属先である北部保健局はバヌアレブ島、タベウニ島の4地区(Sub-division)を管轄している。局内には栄養士や看護師、NCDs対策専門員が所属している。また、併設されたランバサヘルスセンターには、地域看護、母子保健、学校保健、歯科、栄養などの部門担当者が勤務している。保健局の栄養部門担当者は管轄地域内のヘルスセンター等に所属する11名の栄養士(2019年7月現在)を統括している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
大洋州諸国では、主に生活習慣病を対象とした非感染症疾患(NCDs(Non-Communicable Diseases))対策に取り組んでいる。フィジーでも生活習慣病が深刻な問題となっており、食生活改善や運動促進などの啓発活動が進められている。こうした動きへの支援の一環として、現在、3名の栄養士隊員が各地の保健局や病院等で活動しているが、本件はその内、フィジー北部地域の中核機関への派遣である。配属先は北部全体を管轄する保健局で、地域の住民への栄養指導や各種啓発プロモーション活動、栄養状況の調査等を中心とした幅広い活動を行っている。現在活動中のJVはこうした業務を支援しており、小学校における昼食(弁当)の調査・改善に向けた活動にも力を注いでいる。NCDs対策には継続的で地道な取り組みが必要であり、引き続きJICA海外協力隊の支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先栄養士(北部栄養士統括者)や管轄下の地域栄養士と協力し、以下の活動を行うことが期待されている。
1.小学校での栄養教育活動を支援する。子どもの食事の実態を把握し、子どもだけでなく、親や教員に向けた栄養教育を推進する。
2.配属先やヘルスセンターが行う地域巡回活動に同行し、住民の栄養状況調査や栄養指導を支援すると共に、必要に応じ、地域看護師へのアドバイスを行う。
3.配属先が行う様々なプロモーションイベントの実施・運営をサポートする。
4.同僚栄養士らに対し、Excel等を用いたデータ処理・分析能力の向上を支援できればなおよい。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
体重計、血圧計、身長計などの計測機器
一般的な事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先責任者(栄養士):女性、大卒、50代
同僚栄養士: 30代男性1名、40代女性1名、その他 北部各地のヘルスセンター等に20~40代の計9名の栄養士が所属している。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
(管理栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現地栄養士への指導のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。