要請番号(JL10623A15)
募集終了
2代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
コロニビア農業試験場
3)任地( ナウソリ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属機関は、フィジ―の首都スバ市から20km程度離れたナウソリ町コロニビアにある農業試験場である。農業省が管轄する5つの農業試験場の中で最大の規模であり、農業試験場を統括する機関でもある。配属部署である家畜研究部署では家畜管理、家畜栄養、飼料、育種、繁殖、遺伝資源保護など家畜に関する様々な研究を行っている。なお、研究対象の家畜は乳牛、豚、ヤギが主である。海外からの支援も多く入っており、2015年から2020年まではニュージーランドが酪農支援プロジェクトを実施していた。年間予算は約1億円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
農業試験場で飼育している牛1頭当たりの生乳生産量は1日8L程度であり、家畜飼料の改善を通して生産量の増大を目指している。現在、流通している配合飼料の主原材料の多くは輸入に頼っており、農家では経済的な負担から配合飼料を導入していないケースが多い。そこで、安定的かつ低コストに配合飼料を農家に供給すること目的とし、フィジーで生産される農作物を用いた飼料の配合に取り組んでいる。そのため家畜栄養生理や飼料分析分野での研究・技術開発への助言と支援を求め、JICA海外協力隊の派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のスタッフの一員として同僚と協働して、以下の活動を行う。
1.優良な飼料原料の探索と飼料配合、栄養組成に係る業務についてスタッフに助言を与え、研究を支援し、技術力を向上させる。
2.生乳生産量の拡大を目的とし、様々な観点から家畜飼育に関する助言を行う。
3.フィジーの各地域にある畜産研究所と協働し、フィジーにおける家畜飼育の課題を発見し、解決策を模索する。
4.農家を訪問し、隊員が持つ経験や試験場で得られた結果に基づいて、畜産全般に関わる助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的なオフィススペース
4)配属先同僚及び活動対象者
<配属先同僚>
6名(牧草グループ1名(大卒30代)、養豚グループ2名(大卒30代)、飼料グループ3名(大卒20代、30代))
<活動対象者>
飼料グループの職員3名、農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:配属先の希望
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:配属先の希望
[参考情報]:
・家畜栄養分野の実務あるいは研究経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)