要請番号(JL10623A16)
募集終了
4代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
ナウソリヘルスセンター
3)任地( ナウソリ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.8 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ナウソリ町は首都スバから北東20㎞に位置する、フィジー第4の町である。ナウソリヘルスセンターは、産科を中心に、内科、外科、歯科など、30床弱の病床を有しており、首都スバを含むレワ県が管轄する3つのヘルスセンターのうち、中核的な存在となっている。ナウソリ町は首都のベッドタウンとして人口が増加傾向にあるが、当施設は人口に対して小規模である。同ヘルスセンターの現地栄養士は主に母子保健のケアを行っているほか、コロナ禍で一時中断していたが2022年5月より管轄地域のコミュニティや学校への巡回指導が再開し、検診や啓発活動が進められている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年、大洋州諸国では、生活習慣病を中心とした非感染症(NCDs:Non-Communicable Diseases)対策に取り組んでいる。フィジーでもNCDsが深刻な問題となっており、食生活改善や運動促進などのプロモーションが実施されているが、現場の栄養士不足などの問題もあり、コミュニティや学校など、地域への展開は十分行われていない。栄養士の青年海外協力隊は2014年より3代が活動した。主に母子保健を中心とした栄養教育やNCDs患者への食事指導にあたるほか、学校巡回を通じた栄養教育の支援などを行っている。NCDs対策は息の長い取組みが必要であり、隊員に対する期待は高いことから、引き続き派遣要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の栄養士の一員として、同僚や調理員と協働しながら以下の活動を行う。
1.妊婦や乳幼児の母親を対象とした栄養改善指導を行う。
2.NCDs患者を含む外来および入院患者に対して、食生活や栄養摂取に関する正しい知識を伝える。
3.学校保健や公衆衛生プログラムの支援を行う。
4.病院食の質の向上を支援する。キッチンの衛生管理の向上も図れるとよい。
5.他地域の栄養士隊員と情報共有を行い、効果的なNCDs対策に向けて協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
体重計、身長計など
4)配属先同僚及び活動対象者
<配属先同僚>
栄養士(クリニカルスーパーバイザー):30代、女性、経験7年
栄養士(公衆衛生スーパーバイザー):30代、女性、経験9年
栄養士:40代、女性、経験15年
<活動対象者>
外来患者、コミュニティ住民、学校の教員および生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚の経験年数が長いため
[参考情報]:
・母子保健の経験があることが望ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)