要請番号(JL10623B06)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・子ども・社会的保護省
2)配属機関名(日本語)
ゴールデンエージホーム ランバサ
3)任地( バヌアレブ島ランバサ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
「ゴールデンエージホーム」はフィジー唯一の公立高齢者介護福祉施設で、以前は保健省が管轄していた。2016年に管轄省庁が女性・子ども・貧困緩和省に変わった際、施設名が現名称となった。国内には首都スバ市、本島西部ラウトカ市、離島ランバサ町の3か所にあり、施設では主に60歳以上の高齢者を入所対象としているが、年齢を問わず知的障害者や身体障害者が含まれている。スバ市の施設が最も規模が大きく、2023年5月より「高齢者介護」隊員が活動中である。2023年7月現在、ラウトカ市の施設は改装中で完成予定時期は公表されていない。ランバサ町の施設は2019年に全面改築されており、入所者は25名。年間予算は約400万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジーでは、高齢者の人口増加に伴い、社会福祉や介護に関して需要は高まっているものの、介護福祉士などの資格制度はなく、介護知識も浸透していない。高齢者介護施設においては、看護師の資格を持つ職員もいるが、ほとんど無資格の職員が専門知識が不足しているまま介護を行っている。そのため、正しい知識を高齢者本人および現地職員に指導することや、入所者の日常生活支援が必要であることから、JICA海外協力隊の要請に至った。ランバサの施設では、職員14名に加え、ローカルボランティア(6か月間)が対応しているが、隊員が職員向けの介助トレーニングを行い、各職員がローカルボランティアを指導することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とともに、以下の活動を行う。
1.入所者に対し、食事、排泄、着替え、シャワー、移動などの日常生活に対応する援助を行い、同僚に対して介助方法を指導する。
2.介護予防のための高齢者へのレクリエーション、行事を企画し、実施する。
3.各種プログラムのスケジュール作成、計画、立案、実施を同僚とともに行い、助言や提案をする。
4.入所者の車椅子の駆動や歩行器、手すりを使っての移動など、日常生活内での運動機能向上のためのリハビリテーションを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
<配属先同僚>
・上級福祉担当官(カウンターパート):男性、40代
・マネージャー:男性、30代
・同僚スタッフ12名、ローカルボランティア10名
<活動対象者>
入所者25名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)