要請番号(JL10623B10)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
フィジー柔道協会
3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フィジーでは、「フィジースポーツ協会&オリンピック委員会(FASANOC)」の下に39のスポーツ協会があり、それぞれにナショナルチームを有している。フィジー柔道協会もその一つであり、1970年代後半に設立された。配属先は、フィジーの柔道の普及と選手強化を目的としており、国内には主に協会役員が運営する3つのクラブ(最新のクラブは2020年に設立)がある。競技人口は約300名。2006年にスバ市郊外に140畳の新道場がオープンし、練習や試合に活用されている。同協会は予算的に脆弱であり、青年・スポーツ省や各種国際柔道団体の補助を受けて運営している。https://www.facebook.com/fijijudo/
【要請概要】
1)要請理由・背景
1963年に始まり(初回開催国はフィジー)、4年ごとに近隣諸国の参加で開催される「大洋州スポーツ大会(Pacific Games)」において、2019年大会でフィジー柔道チームは金4個、銀2個、銅2個のメダルを獲得する功績を収めており、今後の大会でも同等以上の成績が期待されている。同協会には2002年から2010年まで長期、短期を含め5名の隊員が活動を行い、小学生から社会人まで幅広い年齢層、レベルに対してトレーニングを行ったり、競技人口の拡大に貢献したりした。継続した隊員派遣により、フィジー柔道協会メンバーの技術が向上し、自らが世界大会レベルの選手を育成することができるようになることが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
各柔道クラブの同僚とともに以下の活動を行う。
1.オリンピック出場、大洋州スポーツ大会でのメダル獲得を目指した選手強化を行う。
2.柔道クラブを巡回し、各クラブメンバーへの適切な助言を行うとともに、コーチを指導する。
3.国内外の試合、トーナメントのマネージメントを支援し、運営に関する助言を行う。
4.必要に応じてデモンストレーションを行う。
5.情操教育の一環として、学校(主に小中学校)への訪問あるいは学校単位で道場に稽古に来る初心者に対し、柔道普及および柔道を通じた日本文化の伝達を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場(South Pacific Judo Training Center: 約140畳)、柔道着、試合道具一式
4)配属先同僚及び活動対象者
<配属先同僚>
各クラブ会長(30~70代、初~二段)
<活動対象者>
代表選手レベル、クラブメンバー、初心者の生徒・児童
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:同僚の競技経験が長いため
(指導経験)2年以上 備考:指導者育成に必要
[参考情報]:
・講道館柔道三段以上
・選手育成経験があることが望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)