要請番号(JL10623B16)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
フィジー警察
3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はフィジー警察の車両整備を担っている整備場であり、二輪車を含む整備を行っている。フィジーには同様の警察車両整備工場が3か所あるが、本施設が最大規模であり、他の施設のモデルケースとなることを目指している。本整備工場は2021年に新しく建設され、自動車整備用機器が一式揃っている。フィジー国内の全警察車両は約340台、二輪車160台であるが、フィジー警察が所有しメンテナンスを行う車両は約90台で、その半数はMAXUS V80等の中国車である。2割がTOYOTA、その他MITSUBISHI、HINO等の日本車、FORD、韓国車等もある。警察車両は基本的に新車で納車されるため、年式は10年以内のものがほとんどである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
警察に導入されている車両は比較的新しい車種であり、車両に不備が発生した際にはスキャンツール(外部診断機)の使用が不可欠になっている。しかし、現職員はスキャンツールに関する知識や経験がなく、警察が所有している車両に適したスキャンツールを選定することもできない状況である。そのため、診断はディーラーに外注しているが、費用が高額であるため予算のひっ迫を招き、整備の遅延や未整備車両の増加につながっている。これらの課題を解決するため、スキャンツールの使用方法からその後の整備まで一貫して指導できる人材が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の自動車整備に関する技術指導を配属先スタッフに対して行う。
1.スキャンツールの選定
2.スキャンツールの使用方法指導
3.アライメントテスターの使用方法指導
4.その他自動車整備に関する指導
可能であれば、車両だけでなく、二輪車の整備もできると望ましい。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的なオフィススペース、塗装ブース、アライメントテスター、オートリフト、タイヤチェンジャー、オイルチェンジャー等の自動車整備用機器
4)配属先同僚及び活動対象者
<配属先同僚>
18名(20代から50代)
<活動対象者>
自動車整備士10名(20代から50代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先希望
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
全警察車両のうち、255台はTOYOTA HILUX(2022年1月には新車12台が納車された)で、これらはリース契約であり、3年経過または200,000km走行後、民間の整備場で整備を行うことになっている。フィジー警察が所有しているのは86台である。