2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10624A03)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
I104 高齢者介護
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

女性・子ども・社会的保護省

2)配属機関名(日本語)

ゴールデンエージホーム スバ

3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

「ゴールデンエージホーム」はフィジー唯一の公立高齢者介護福祉施設で、原則60歳以上の身寄りのない高齢者を無償で受け入れている(数名、60歳以下の知的障害者や身体障害者も含まれる)。この施設の前身は「シニアシティズンズホーム」という名称で、当時は保健省が管轄していたが、2016年に管轄省庁が変更になった際、現名称に変更となった。国内には首都スバ市、本島西部ラウトカ市、離島ランバサ町の3か所にあり、最も規模が大きいのはスバ市の施設である。ラウトカの施設には、2022年6月に日本大使館草の根無償資金協力により車椅子対応のバスが供与され、同年12月より施設の改装工事が始まり現在も一部工事中である。スバの入所者は2024年2月時点で男性20名、女性28名の計48名である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

フィジーでは、高齢者のケアは家族が行うことがほとんどであるが、事情があり自宅で介護ができない高齢者の施設入所者数は増加傾向にある。高齢者の増加に伴い、社会福祉や介護に関しての需要が高まっているものの、フィジーには介護福祉士などの資格制度はなく、介護知識も浸透していない。高齢者介護施設においては、無資格の職員やローカルボランティアが専門知識が不十分なまま介護を行っているのが現状であるため、入所者である高齢者本人や現地職員に対して正しい知識を共有することや、日常生活自立支援の方法についてのアドバイスを必要としており、JICA海外協力隊の派遣に至った。現在女性隊員(高齢者介護)が活動中であり、日常生活動作の補助に加えて、折り紙などのアクティビティーの企画や実施、また周辺で活動中の他職種の隊員と協力して車いすの修理等も行っている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚とともに、以下の活動を行う。
1.入所者の日常アクティビティのスケジュール計画と実施
2.入所者に対する食事、排泄、着替え、シャワーなど日常生活動作の補助と自立支援
3.入所者の車椅子や歩行器、手すりを使っての移動補助
4.入所者へのレクレーション活動の計画と実施、参加促進
5.介護士やスタッフへの助言 等

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、車椅子、歩行器など

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
社会福祉管理官:女性、40代
同僚スタッフ(キッチン、清掃スタッフ等含む):18名
ローカルボランティア随時数名
【活動対象者】
入所者:約48名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(介護福祉士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】