要請番号(JL10624A10)
募集終了



・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
イタウケイ問題省
2)配属機関名(日本語)
社会的技術開発センター
3)任地( ナウソリ町ナンダベ ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、イタウケイ問題省(イタウケイ:フィジー原住民)が管轄する唯一の教育機関で、主に18~23歳を対象とした職業訓練校である。就職と自立を支援するため、基本的な技術を習得することを目的としており、木工・建築、配管・溶接・板金、自動車整備、農業等のコースがある。各コースは1年間で、その後6か月のインターシップを含め、18か月のプログラムとなっている。日本大使館の草の根・人間の安全保障無償資金協力により、教室と寮が増築される予定であり(2023年末完成)、2024年からは各コースの受入れ人数が増えることが期待されている。公式FB
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジーでは日本と同様、車は左側通行、右ハンドルが主流である。中古車が多く、年々車台数は増える傾向にあり、産国も様々でメンテナンスの需要が非常に高い。加えて、現在輸入されている乗用車の30%は日本製のハイブリッド車である。ハイブリッド車については、少数の民間企業等が整備を請け負っているものの、輸入数に対し対応しきれておらず、整備の供給が追いついていないのが現状である。フィジーの自動車整備士養成機関でハイブリッド車の故障診断・整備に対応できている機関はほとんどない。そのため、自動車整備分野における技術の向上および人材育成が喫緊の課題であるとして、管轄省庁からJICA海外協力隊の派遣について強い依頼があった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚とともに、以下の活動を行う。
1.同僚講師の技術力向上、特にハイブリッド車のメンテナンス技術と指導力向上を目指す。
2.配属先の自動車整備コースの内容改善について助言を行う。
3.学生の実習において指導を行い、新しい技術の習得を支援する。
4.機材の整備を行い、メンテナンス方法等も指導する。
5.5Sを導入し、作業がしやすい環境を作る協力をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習用機材(4柱リフト、廃油ディスペンサー、油圧ベンチプレス、ベンチドリル、圧力テスター、ブレーキディスクローター、オイルポンプ、グリスポンプ等)、整備用具等
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
校長(男性、40代)
自動車整備担当官(男性、40代)
二輪車整備担当官(男性、40代)
【活動対象者】
自動車整備コースの生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:(男性) 備考:学生の多くが男性で配属先の希望
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:同僚講師への指導があるため
[参考情報]:
・ハイブリッド車のメンテナンス経験が必要
・1級自動車整備士資格があるとなおよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)