2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10624B03)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
B131 廃棄物処理
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方行政省

2)配属機関名(日本語)

スバ市役所保健課

3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

スバ市はフィジー国の首都で人口は約10万人であるが、平日の生活人口は20~30万人とも言われる大都市である。スバ市役所の保健局は、約20名のスタッフが日常業務として廃棄物関係の届出受付やゴミの不法投棄の監視、苦情処理等を行っている。また家庭系ゴミ、商業系ゴミ、公園等の樹木・芝生剪定ゴミの収集、最終処分場への運搬等を行う現場の作業所には約70名の現場作業員が在籍している。日本大使館の草の根無償資金協力により、コンポストセンターが建設されたが、安定的な有効利用が達成できていないため、現在活動中の隊員がその再稼働に尽力している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

スバ市は、市街から排出される多くの廃棄物を、近隣のナンボロ処分場へ運搬し処分している。これに係る事業経費が財政を圧迫しており、廃棄物の削減が喫緊の課題となっている。歴代の環境に携わる隊員の活躍により、野菜市場から排出される廃棄物のコンポスト化や、ホームコンポストの普及、縫製工場から捨てられた布きれを再利用したエコバッグの販売など、多岐にわたる試みがなされ、スバ市の廃棄物管理マスタープランも策定されたがコロナ禍で中断した。現在活動中の隊員は、廃棄物処理コストの見える化に取り組むとともに、一般市民や職員向けの環境啓発活動、コンポストセンターの再稼働に尽力しており、継続的な支援が望まれ今回の後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に、以下の活動を行う。
・スバ市廃棄物管理マスタープラン(2018‐2028)に取り組む。
・学生や一般市民向けの環境啓発を支援する。
・コンポストセンターの安定稼働、コスト削減、及びコンポストの販売ルート開拓等を支援する。
・データ分析等のため廃棄物に関するデータのデジタル化を支援する。
その他、近隣の隊員や実施中のJICAプロジェクトとの緩やかな連携も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プロジェクタースクリーン、一般事務用品等

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
保健課長(男性/50代後半)
係長級(女性/50代)
環境担当官(女性/40代後半)
他、職員約20名(男性・女性20代~50代)
現場作業員約70名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先が示す条件

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務に必要な経験

[参考情報]:

 ・行政等で廃棄物処理経験があると望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】