要請番号(JL10919B02)
募集終了
4代目
・2020/1 ・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
保健情報部
3)任地( 南タラワ・ナウェレウェレ地区 ) JICA事務所の所在地( バイリキ地区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
保健医療サービス省は、キリバスにおける保健医療行政及び医療サービスの提供を所管する省庁である。国内には4つの病院、約80ヶ所の地域クリニックがある。配属先の保健情報部は国内の保健医療に関する情報及び医療機関を訪れる患者の情報を一元的に収集し、管理している。WHO(世界保健機関)、世界銀行からコンサルタント派遣等の技術支援を受けている。また、医療情報の管理・運用能力向上を図るため、これまでに7名のコンピュータ技術隊員を派遣している(長期派遣は3名)。さらに、2018年7月からは公衆衛生隊員が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
キリバス保健戦略計画(2016-2019年)では、家族計画、母子保健、感染症、非感染性疾患等の主要課題について達成すべき数値目標を設定し、医療システムの改善及びサービスの向上等に取り組んでいる。これまでに保健情報部に派遣された7名の隊員の協力により、同計画の進捗を図る上で必要となる各種保健医療情報及び患者カルテのデータベース化が行われてきた。2018年1月まで活動していた隊員は、同データベースシステムの有効性を検証しつつ、システムの改修、仕様の改善及び現地スタッフによる効果的な運用体制の構築に向けた支援を行ってきた。一方、現地スタッフのシステム管理・運用能力は依然として十分とは言い難い状況であり、今後とも継続した協力が必要であることから、後任の派遣要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚スタッフと協力し、以下の活動を行う。
1.同僚スタッフに対するデータベースシステムの保守管理に関する技術的指導及び運用体制構築のための助言
2.患者カルテシステムOpenEMRのユーザーサポート及びユーザーからのフィードバックに基づくシステムの改良支援
3.システムユーザーである医療従事者(医師、看護師、薬局員等)に対する効果的な活用のための指導及び啓発
4.その他、配属先が依頼する業務
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
Webサーバー(Ubuntu,Apache,MySQL,PHP,Smarty等)及び各種ネットワーク機材、デスクトップPC(テスト用サーバー、Linux)、プリンター、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
・公衆衛生局長(女性、30代、栄養士)
・保健情報部主任(CP、女性、30代、IT及び統計学に関する基礎知識有)
・保健情報部統計課:男性1名、女性2名
(20~40代、IT及び統計学に関する基礎知識を有するスタッフ有)
・保健情報部医療情報課:女性4名(20~40代)
・システムユーザー多数
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚スタッフに指導するため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は他の同性隊員又は他国ボランティアと同居になる可能性がある。生活使用言語は現地語(キリバス語)を使用することになるため、赴任後の現地語学訓練にて学習する。