2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10919B07)
募集終了

国名
キリバス
職種コード 職種
B301 土木
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

インフラ・持続可能なエネルギー省

2)配属機関名(日本語)

品質管理・検査部門

3)任地( 南タラワ・ベシオ地区 ) JICA事務所の所在地( 南タラワ・アンボ地区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

インフラ・持続可能なエネルギー省は、道路・コーズウェイ(島間連絡道路)・橋梁・海岸護岸や病院・学校などの公共建築物、さらには水道・発電といった公共インフラの整備・建設・保守管理を担う省庁。日本の無償資金協力による「ベシオ・バイリキ間連絡道路(1985年)」、「南タラワ水産関連道路整備計画(2008年)」、「ニッポン・コーズウェイ改修計画(2016年)」や技術協力による「太平洋地域ハイブリッド発電システム導入プロジェクト(2016年)」の責任官庁でもある。配属先の品質管理・検査部門には、10名の職員が在籍している。現在、土木隊員1名を派遣中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、道路、コーズウェイ、橋梁・護岸の補修・点検のほか、既存施設のモニタリングや構造物の検査等の業務を担当している部署である。キリバス政府は、社会・経済インフラの整備を同国の最重要課題の1つとして掲げているものの、各種インフラの維持管理業務を円滑に遂行することのできる人材が不足しているのが現状である。品質管理・検査部門においても、近年職員が大幅に増員されたものの、十分な知識・技術・経験を有しているとは言い難い状況であるため、JICAボランティアの派遣要請がなされた。JICAボランティアには、日常の業務を通してカウンターパートおよび現地の若手技術者の育成・指導が求められているほか、現地の状況に適したインフラ維持管理における提言が期待されている。尚、インフラ・持続可能なエネルギー省にはこれまでに4名のJICAボランティアが派遣されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)


1.南タラワおよび一部の離島の公共建築物・コーズウェイ・幹線道路・橋梁・海岸護岸などの現状調査実施支援
2.公共インフラの維持管理・補修計画策定における同僚への指導。
3.公共インフラの構造設計および最新の土木技術・維持管理方法における同僚への支援。
4.各種会議への参加およびインフラ整備・維持管理における提言。
5.若手土木技師に対するOJTの実施。
6.各種公共建築物のデータベース作成支援。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ、執務机・椅子、現場訪問のための車両も必要に応じて配属先が準備

4)配属先同僚及び活動対象者

・同僚土木技師10名(20~40代、大卒7名・専門学校卒3名)
・土木作業員多数(臨時雇用者が中心)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)土木工学 備考:同僚に対する指導を行うため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に対する指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は他の同性隊員又は他国の同性ボランティアと同居になる可能性がある。生活使用言語は現地語(キリバス語)を使用することになり、赴任後の現地語学訓練にて学習する。