要請番号(JL10919B09)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
キリバス家庭保健協会
NGO
3)任地( 南タラワ・テアオラエレケ地区 ) JICA事務所の所在地( 南タラワ・アンボ地区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
キリバス家庭保健協会(KFHA)は、家族計画及びHIV予防啓発活動の促進を実施する保健医療サービス省公認のNGOである。保健医療サービス省や医療機関及びNGOと連携して地域住民を対象に、1)性感染症予防啓発活動および治療、2)家族計画指導、3)婦人科疾患対策、4)妊婦健診等の活動を展開している。
国際家族計画連盟(IPPF)やニュージーランド・オーストラリア政府などからの支援を仰いでおり、年間予算は約8,000万円。現在、2代目ボランティアとして助産師隊員が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
キリバスでは首都タラワを中心とした人口増加や失業率の高さから、家族計画や性感染症対策に関する取り組みが近年ますます重要になってきている。配属先のキリバス家庭保健協会では、看護師5名が在籍するクリニックを運営しているほか、南タラワおよび7つの離島を対象としたコミュニティー巡回、ユースボランティアや若年層を対象としたワークショップ等を通じて、家族計画および性感染症予防、婦人科系疾患に関する診療・啓発活動を展開している。活動内容は多岐に亘るものの十分な知識・技術・経験を有した人材が不足していること、またこれまで派遣された2名の隊員の献身的かつ先進的な取り組みが配属先内で高く評価されていることから、3代目の隊員要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. ユースボランティアおよび若年層を対象としたリプロダクティブヘルスに関するワークショップ等の企画・実施。
2. 若年層を対象とした家族計画・性感染症等に関する意識・行動調査の実施。
3. 一般患者を対象とした家族計画指導、性感染症予防や婦人科系疾患、子宮頸がん検査に関する啓発活動および診療の支援。
4. クリニックの看護師に対する助言および業務改善指導(各種記録管理、薬剤管理等)。
5. 離島巡回による地域住民を対象としたワークショップ・啓発活動の実施。
6. その他、配属先が依頼する業務。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
子宮頸がん検査キット、その他の診療に必要な器具及び薬剤等。
4)配属先同僚及び活動対象者
・Executive Director(60代、女性)
・Deputy Director(60代、女性)
・ユースオフィサー(40代、男性)
・看護師5名
・臨床検査技師1名
・ユースボランティア約20名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚の指導に携わるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は他の同性隊員又は他国ボランティアと同居になる可能性がある。生活使用言語は現地語(キリバス語)を使用することになり、赴任後の現地語学訓練にて学習する。