要請番号(JL10923A02)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
セイクリッド・ハート高等学校
3)任地( 南タラワ ビケニベウ地区 ) JICA事務所の所在地( 南タラワ バイリキ地区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1997年設立のカトリック系高等学校。カトリック団体からの寄付や授業料による収入、政府からの補助金(同校への教師派遣・奨学金導入)等により運営されている。年間予算55.5万豪ドル。文系科・理数科・商業科があり、Form4~7(日本の高校1年~大学1年相当)までの生徒約820名が在籍している。教員数は約35名。これまでにオーストラリア・ニュージーランド等から多数のボランティアを受け入れているほか、過去に2名の隊員(理数科教育・理科教育)が派遣された。また、外務省の草の根無償資金協力(2010)により理科実験室が建設されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在、コンピュータールームは改装中で新機材が導入される。コンピュータの実習は現在はForm6~7の生徒約200名が対象だが、来年度から新カリキュラムに基づいてForm4~7に拡大する予定。進学および就職に際して、PCの基礎知識・技術が必要とされるため、実践的な授業・実習が喫緊の課題である。一方、IT人材が不足するキリバスでは、担当教員の確保も容易ではなく、配属先教員のPCに関する知識・技術レベルも限定的。PCの保守管理は担当者がいるものの限定的である、不具合が起こりやすく、生徒のPCスキル習得の妨げとなっている。かかる背景から、PCインストラクター隊員の新規派遣要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と協力し、以下の活動を行う。
1. 生徒を対象としたPC授業およびPCに関する生徒の基本知識・技術(ワード、エクセル、パワーポイント、アクセス等)の習得支援。
2. 可能であれば、コンピュータルーム内に設置されているPCの保守・管理に関する支援。
3. 授業で使用するテキストや副教材等の開発、報告書やレポート作成指導。
4. 同僚教師のPC授業改善およびPC知識・技術レベルの向上支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC:計約100台(NComputingL300)。OS:Windows10/11、アプリケーション:MS Office 2010、2016。プロジェクター2台。メディア製作(GIMP、Audacity、Videopad)、言語:Python(C++に移行予定)、マイクロプロセッサPICAXE
4)配属先同僚及び活動対象者
<配属先同僚>
・IT担当教員4名(女性、20~40代、実務経験1~7年)
・IT管理者1名(男性、実務経験10年以上、OJTによる技術習得)
<活動対象者>
・Form4~7の生徒(日本の高校1年~大学1年)
・他教科の教員34名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の多くが大卒のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語は現地語(キリバス語)を使用することになり、赴任後の現地語学訓練にて学習する。