要請番号(JL10923B03)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・青年・スポーツ・社会問題省
2)配属機関名(日本語)
スポーツ局
3)任地( 南タラワ・ベシオ South Tarawa, Betio ) JICA事務所の所在地( 南タラワ・テオラエレケ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
女性・青年・スポーツ・社会問題省は、ジェンダーやDV問題、青年層の失業や社会問題対策など、幅広い分野を所掌している。同省スポーツ局は、国内のスポーツやレクレーションの促進・振興を所管している。スポーツ局は、保健医療サービス省と協力して生活習慣病対策として、また、女性の活躍に非寛容な伝統文化に対して、偏見や束縛を軽減していく方法の一つとしてスポーツ振興に取り組んでいる。学校やコミュニティーでのスポーツ振興の他、地域や国際大会において結果を求める国内のスポーツ連盟の育成も支援している。スポーツ局の年間予算は約10万AUD。
【要請概要】
1)要請理由・背景
キリバスは生活習慣病の罹患率が地域内でも高い国となっている。高い喫煙・飲酒率、偏った食生活、運動不足により、国民の多くが生活習慣病予備軍となっている。そのためキリバス政府の開発計画2020‐2023で、生活習慣病対策としてスポーツの振興を一つの柱としており、スポーツの振興を通じた、国民の健康の増進を企図している。女性・青年・スポーツ・社会問題省は、強化対象のスポーツを団体とともに育成強化し、地域・国際大会等で活躍するロールモデルを育成し、すそ野を広げる方針。今般、強化対象として、バドミントンが採択され、訓練された指導者がいないことから隊員要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1 地域・国際大会などに出場する強化選手の育成を支援する。
2 同僚らとともに全国の小学校から高校までを含むバドミントンの普及促進計画の策定を行う。
3 バドミントンの普及のため離島などへ出張しての指導も行う。
4 同僚らと主に平日は終業後(6時~9時、週3 4日)、休日等の練習や試合の指導運営を行う。
5 バドミントンのキリバスでの普及強化について、女性・青年・スポーツ・社会問題省に助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
バドミントンコート(7コート)のある屋内競技場1、コートのマーキングがある集会所(中学校3か所)。過去に全国の学校にネット、ラケット、シャトルの供与がBWF(世界バドミントン連盟)からあった。BWFからの支援年間約5千米ドル
4)配属先同僚及び活動対象者
・2名の女性オリンピック強化選手(20代)を含む、8名の指導者(指導経験はあるが指導者訓練なし)
・10名程度のナショナルチーム強化選手
・約200名の学生(小学校~高校)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:夜間練習が主となるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:コーチ育成が期待されているため
(競技経験)5年以上 備考:ナショナルチーム強化のため
[参考情報]:
・全国大会出場レベルの競技経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活にはキリバス語が必要なため、着任後、現地語学訓練にてキリバス語を学習する。