2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10924B01)
募集終了

国名
キリバス
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

保健医療サービス省公衆衛生部栄養課

3)任地( ナウェレウェレ ) JICA事務所の所在地( テオラエレケ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

保健医療サービス省(MHMS)は、キリバスにおける保健医療行政および医療サービスの提供を所管する省庁。国内に4つの病院、80箇所の地域クリニックを傘下に持つ。公衆衛生部、病院サービス部、看護部、管理部の4部門からなる。配属先は母子保健、予防接種、生活習慣病、性感染症、結核、健康促進、ハンセン氏病対策、環境保健、フィラリア対策、離島クリニック、健康情報などの部署を所掌する公衆衛生部に属する栄養課。MHMSの年間予算(経常経費)は39百万豪ドル(内、公衆衛生部1.8百万豪ドル)。事業予算はNZ,UNICEF,豪州などからの支援約30万豪ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

栄養課は主に地域の予防医療を担う栄養改善にかかる指導啓発を所掌している。同課には栄養士3名を含む6人(5人が正規職員、1人がNCD課の契約職員)が配置されているものの、南タラワに16(ベシオ3,それ以外の南タラワ13)ある全クリニックへの啓発および栄養相談支援を賄うには人員が不足している。クリニックで栄養相談等が行われるのは同じ週日が指定されているため、サポートが難しい。また、学校でのバランスのとれた食事・栄養についての啓発やコミュニティーに対する現地で入手可能な食材を使った調理デモや食べやすいレシピの開発などについても強化が必要となり、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.南タラワのクリニックを訪問し出産前・乳幼児健診を支援する。
2.クリニックやコミュニティーでの栄養関係の啓発活動の改善を支援する。
3.現地でとれる食用の葉や野菜、くだものなどの摂取を促進するためのレシピの開発。
4.栄養バランスの取れた食事のための啓発活動や調理デモを行う。
5.学校やコミュニティー、職場などの関係者の能力開発に協力する。
6.病院から要請がある場合、NCD患者への栄養カウンセリングにも協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ、身長計、体重計、MUACテープ、啓発教材

4)配属先同僚及び活動対象者

主任栄養士(40代、大卒、栄養学)、栄養士1(40代、大卒、公衆衛生)、栄養士2(20代、大卒、管理栄養士)、コミュニティー栄養担当官3名(30~40代、高卒、Form7終了)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導が求められるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が求められるため

[汎用経験]:

 ・食生活改善や栄養に関する知識や経験

 ・衛生啓発や健康管理の知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(35~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

コミュニティーや学校での活動では現地語が必要となる。着任後、キリバス語の初歩を学習する。