要請番号(JL10924B02)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光商業産業協同組合省
2)配属機関名(日本語)
ビジネス振興センター・貿易促進課
3)任地( ベシオ地区 ) JICA事務所の所在地( テオラエレケ地区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
観光商業産業協同組合省(MTCIC)は、観光促進、事業振興、投資促進、協同組合支援、貿易促進、関連法規則整備などを所管。年間予算は1.9百万豪ドル(ビジネス振興センターの予算A$693.638.26-、貿易促進課予算A$138,727.65)。キリバス政府は、入漁料収入に大きく依存している不安定な歳入基盤改善のため、国内の産業育成を開発の重点とし、とりわけ、観光振興、水産物加工を産業育成の柱としている。同配属先は、MTCICの中で、貿易振興を主な任務とする。現状、輸出は水産物が主となっているが、それ以外にも、海塩や手工芸品、服飾による市場開拓や輸出促進、また土産物産育成を検討している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先は、現地の物産の国内・海外への市場開拓を目指しているが、実施のための知識や経験が不足している。また、観光促進のための土産物産業の育成などへの支援が十分にできておらず、国内の市場拡大計画策定および実施が必要とされている。そして、それらを担う女性や若者たちなど社会的弱者層の所得向上につながる能力開発を支援したい。所得創出のため個人や零細事業育成を通じて、開発の柱である観光産業開発に貢献するとともに、それらに従事する女性や若者層を支援し、長期的には輸出産品の育成支援にもつなげたいところ、観光客や国際市場の視点から、目標達成に協力してくれる隊員の支援を求めて本件申請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.キリバスの現地物産品の現況把握と、何が必要か、どんな可能性があるかなどの調査をおこなう。
2.現地の手工芸品や物産の売上向上のための方法を探る。
3.観光開発支援のため、現地物産や観光商品のプロモーションのためのストーリーを考える。
4.キリバス産品のプロモーションのためのキャンペーンを計画・実施する。
5.現地関係者に販売促進・市場拡大のための好事例を共有し、現地産品販売促進のためのストーリー作成能力向上に貢献する。
6.現地産品の販売促進、マネジメント、新製品開発などについて生産者や関係者の理解を深めるための働きかけを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ
4)配属先同僚及び活動対象者
課長:40代、大卒(経済)、豪州・WTO貿易交渉資格。同僚1:20代、大卒(経済)PACER訓練。同僚2:20代、大卒(観光)、電子商取引研修参加。 同僚3:大卒(経営・人事)、 同僚4:WTO・豪州貿易交渉資格。 同僚5:専門学校卒(ビジネス)。その他、コミュニティー、女性、青少年グループ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導も必要なため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導も必要なため
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
・営業や販促、商品開発の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
当初、手工芸の作成などを含めて、現地の状況を学ぶ必要があるため、キリバス語の知識が役に立つので、着任後、キリバス語の初歩の講習を行う。住居候補が限定的なため、配属先から遠くなってしまうことも。